「作戦」とは何か 戦略・戦術を活かす技術 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 興味深い題材であるが、残念ながら読みにくい。

    陸戦の考え方や概念の理解が前提であり、大枠の筋は読み解けるものの、細部にわたり読み解くのは困難であった。

    まあ、戦略、作戦、戦術という概念の発生、分化を理解するためには、戦争の形態の変化を理解する必要があり、歴史上戦争は陸戦がメインであったことから、陸戦を中心とした作戦概念の読み解きになったということは理解するが。

    最後の、現代のアメリカの作戦に関する捉え方の説明は興味深かったが、残念ながら短く消化不良であった。

    その部分にのみ特化して1冊としてまとめたら読みごたえがあったと感じる。

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著者プロフィール

中村好寿一九四三年(昭和一八年)、広島県三次市に生まれる。防衛大学校卒業。防衛大学校助教授、米国国防大学客員研究員、陸上自衛隊東北方面総監部幕僚、ジョージア工科大学客員教授、防衛研究所主任研究員を経て、退官。現在、軍事アナリスト。著書に『抑止力を越えて―2020年の軍事力』『軍事革命(RMA) : が戦争を変える』『ビジネスに活かす! 最新・米軍式意思決定の技術』『「作戦」とは何か : 戦略・戦術を活かす技術』など多数。共訳にクラウス・クノール著『国際関係におけるパワーと経済』。

「2023年 『制限戦争指導論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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