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- / ISBN・EAN: 4988142443717
感想・レビュー・書評
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これは昨年12月に劇場で鑑賞しました。その後、今年3月にANAの機内上映でも鑑賞したので、今回のDVDと合わせて3回は観たことになりますね。
曲のシーンでは当然、繰り返し繰り返し観ています!(笑)
2018年、イギリス・アメリカ合作映画。配給は20世紀フォックス。オープニングの20世紀フォックスの音楽はエレキギターですね♪(笑)
主演は2018年のアカデミー男優賞に輝いたラミ・マレック。監督はいろいろと問題があったようですが一応メインとして、ブライアン・シンガーとなっているようです。
フレディ以外のブライアン・メイ役、ロジャー・テイラー役、ジョン・ディーコン役の俳優さんたちは本当によく似ているのがびっくりでした。
あと、ほんとのちょい役のトラックの運転手役でアダム・ランバートが出演しているようです。
本作は2018年の日本において最大のヒット作となった作品です。
私はこの映画が公開される1年ほど前にYoutubeを観てクイーンのファンになり、その後、映画が公開されることを知ってずっと待ち焦がれていたわけですが、昨年に念願の映画を鑑賞して劇場でラストを観て涙したものです。(笑)
まあ、冷静にみてラミ・マレックは全然、フレディに似ていないですが(笑)、なぜか劇場でラストの姿を観ていると、クイーンの名曲の数々と相まってフレディに見えてきていたのが不思議でした。(笑)
それくらいラミ・マレックの熱演が凄かったということでしょうね。
本作はフレディの複雑さの一面しか表現していないとの批判もあるようですが、映画という限られた時間の中で、あれほどまでにフレディに成りきって熱演していたラミ・マレックが評価されたのは良かったのではないかな。
さらに冷静に本当のライヴエイドのフレディが歌っているのを聴いていると、若いころに比べてかなり声質が落ちていると思いますが、やはりフレディのカリスマ性とパフォーマンスが相当に秀でたステージになっていて、映画のラストに相応しい伝説と言われるステージということで納得しました。
実際はこの後もフレディはクイーンとして活動を続けたわけですが、今回、伝説と言われたライヴエイドをラストに持ってきたことで、それなりに「クイーン」として意味があっるステージだったんですね。
全体としてきっちり整ったなかなか良い映画だったのではないかな。
この映画のおかげで、私のマイ・クイーンブームもまだまだ続いていまして、いまだ現在、DVDにCD、本を買い漁っている状態です!(笑)
来年の1月にはクイーンのジャパンツアーが開催されるということなので、これはぜひ行ってみたいですね!
で、あともう一つの私の野望はカラオケで「ボヘミアン・ラプソディ」が歌えるようになることなんです!(笑)
『ボヘミアン・ラプソディ2』の企画もあるそうですが、これはどうなんだろうなあ~・・・。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
観たいと思いつつ、機会を逸していた。
クイーンのことを、名前と曲が一致するかどうかくらいにしか知らなかった自分には、とても鮮烈な映画だった。
フレディにとっては、まだ生きづらい時代だったよね。
ライブ・エイドの映像は、実際のものと遜色ないのでは⁉︎
過去の個人的な記憶には、バンド・エイドの「Do They Know It's Christmas」が日本でも大きく取り上げられ、そのメロディや歌手一人ひとりのの個性あふれる力強い歌声に痺れたというのがある。
なんと、先日読んだ「罪の声」のグリ森事件と同じ1984年の出来事だ。
ライブ・エイドは翌年に行われたチャリティライブで、何となく断片的に観た記憶があるが、一部の洋楽好きのクラスメイトがやたらと興奮していたなぁ。日本のチャリティ文化もこの辺りからなのでは…と思ったりする。
2020.3.18 -
ここまで優れた映画には滅多にお目にかかれない。簡潔なのに見事な構成が活きたとてもよい映画でした。
イギリスのロックバンドQueenの伝記的映画。
実話を土台にしながらも、映像物語の文脈に即した脚色や強調が本当に的確な分量なされていることが、この作品の最大の魅力になっていたのではないかと思います。
フィクションとノンフィクションの狭間にある「再構成された135分の物語」として見事に完結しており、Queenファンでない私でも充分に楽しめました。
最後の圧巻のライブシーンはもちろんのこと、彼らの数々の楽曲がつくられた過程も巧みに盛り込まれていて、沢山の魅力的な楽曲の創作秘話や裏話を豊富に楽しめるのがまず素敵。
伝説のバンドの軌跡を通じて、チームとしてやっていくことの難しさや醍醐味、乗り越えた過程、フレディ・マーキュリーという天才の孤独と苦悩も、綺麗に整備された一本の筋の中で簡潔に描かれています。
そして、セクシャルマイノリティや病気への無理解、大スターであるが故のマスコミの執拗で酷い追及や報道など、現代にもまだまだ色濃く残る社会課題も、取りこぼすことなく取り上げられています。
そして、繰り返してしまうけど、ラストの1985年ライブエイドの壮大なライブシーンが本当に圧巻。
この作品を観た後に、Youtubeで本物のライブ映像を観たのだけど、本当に、忠実に再現されていて、この執念というかこだわりには大感激してしまいました。
本当に、なにもかも完璧にうまくまとめられている作品。
Queenファンの一部からは、事実と異なる部分がある、時系列が違う、といったクレームが出たのだとか。
でも私個人の意見としては、だからこそ映像物語として完璧な姿を成しているんじゃないか、と反論したくなりました。
いや、Queenファンでもなく当時を知らない世代の私でも観ている最中にわかりましたよ。これに事実とは異なる脚色部分が多々あるのは。
だって、これが全て事実としたら、物語として完璧すぎておかしいもの。 時代的にも色々無理もあるし。
でも、ドキュメンタリーとは銘打ってないし、Queenメンバーの監修もちゃんと入っているそうだし、何より、そうやって編まれた展開構成と、セットになっている実在する音楽の使い方がとことんうまいし、もう、一つの物語としてとことん楽しめばいいじゃない!と思うわけです。
どれだけ沢山の映画を観ていても、ここまで完璧に創り上げられた物語に出会えることなんてなんてそうそうないんだから。
そう思えた作品でした。 -
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『ボヘミアン・ラプソディ』30回は観た私がフレディ・マーキュリーから学んだこと(猪熊 弘子) | FRaU
https://gendai.i...『ボヘミアン・ラプソディ』30回は観た私がフレディ・マーキュリーから学んだこと(猪熊 弘子) | FRaU
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/83723?page=1&imp=02021/06/05
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<ストーリー> (Amazonより)
1970年、ロンドン。ライブ・ハウスに通っていた若者フレディ・マーキュリーは、ギタリストのブライアン・メイとドラマーのロジャー・テイラーのバンドのボーカルが脱退したと知り自らを売り込む。二人はフレディの歌声に心を奪われ共にバンド活動をし、1年後、ベーシストのジョン・ディーコンが加入。バンド名は<クイーン>に決まり、4人はアルバムを制作し、シングル「キラー・クイーン」が大ヒット。個性的なメンバーの革新的な挑戦によって、その後もヒット曲が次々に生み出され、フレディは“史上最高のエンターテイナー"とまで称されるようになる。しかし、栄光の影で次第にフレディはメンバーと対立し孤独を深めていくのだった……。
イギリスのロックバンド・クイーンのボーカルだったフレディ・マーキュリーに焦点を当て、1970年のクイーン結成から1985年のライヴエイド出演までを描いた2018年イギリスの伝記映画。
2年経ってようやく観ました。
学生の頃、洋楽をよく聴いていたのでQueenのことは知っていて何曲かは聴いていましたが 映画の中の内容は知らなかったです。
ライブエイドのシーンは無性にライブに行きたくなってしまいました。
曲の録音シーンも時代を感じます。
時々聴いて フレディ・マーキュリーを想い出したいと思いました。
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「ピアニストには3種類。ユダヤ人かホモかへたくそだ」
というホロヴィッツの名言を思い出しました。
クイーンの名曲はいくつか知っていましたが、
こういう内容は初めて知ったので、面白かった。
そしてやっぱり天才は違う!
あの歌声、自分の体幹に沁みてくる。
しかし天才ゆえの悩みというか
天才だからって心も成長しているわけではないから
本当、いろいろ辛かったんだろうなと思います。
クイーンのCD聞いてみたい。 -
大学生の時には色々なアルバイトをしたが、コンサートの警備員は比較的割りの良いバイトだった。楽屋に通じる通路を守ったり、客席から人がステージに集まって来ないように守ったり。コンサートなので、せいぜい2時間強程度、準備を含めても数時間の仕事で、結構な額のバイト代をもらえた。
武道館でクイーンのコンサートのバイトをしたことがある。クイーンの日本公演の記録を調べてみたら、クイーンは何度か日本公演を行っているが、私がバイトをしたのは、ちょうど40年前の公演。この時には、記憶では、客席に配置された。客がステージの方に行かないよう、また、客席で立ち上がらないようにするのが仕事だったので、客席を見ていないといけなくて、ステージはほとんど見られなかった。
クイーンは勿論知っていたし、曲も何曲かは知っていた。フレディがエイズで亡くなったということも、微かに記憶にはあったが、特にファンではなかったので、この映画を見るまでは、詳しい経緯などは知らなかった。
この映画は2018年の公開。かなり流行った。特に私と同世代の人たちに。普段、映画の話などしたこともない同世代の知り合いの何人かから、「ボヘミアン・ラプソディ見た?」と尋ねられたし、見ていないと応えると、「絶対に見るべき」と言う人も何人もいた。結局、その時には見ることが出来ずに、今回、初めて見たのだが、確かに同世代の知り合いに見ることを薦めたくなる映画だ。
クイーンをリアルタイムで知っておられる、私と同世代の方で、まだ見ておられない方は、是非。
フレディが本当に切ない。 -
やっと 話題の「ボヘミアンラプソディ」観ました。
聞き覚えのあるメロディから始まり Queenの音楽 すべて
良かったです。ミュージックビデオ観てるくらい 音楽を、主体としてるのがいい。思わず その音楽を聴く世界に入っていけた。よく耳にする Queenの音楽だけでなく 作り方から発想まで 改めて メンバー達の凄さに驚き、Queenの音楽を堪能できました。残念ながら、Queenの音楽を正確に聴いたのは この作品が初めてでしたが…イギリスの1970〜1980年代はイギリスロックが華やかで 人気の音楽が沢山あった気がする その頃のQueenの音楽は あまり聴いてなかったのが 残念だが、改めて聴けて 新鮮な思いで映画を観れた気がします というかDVD鑑賞だったので 映画館に観に行けば もっと感動出来ただろうなぁって思った。
世界的人気ロックバンド「クイーン」のボーカルで、1991年に45歳の若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーを描いた伝記ドラマ。クイーンの現メンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽総指揮を手がけ、劇中の楽曲には主にフレディ自身の歌声を使用。「ボヘミアン・ラプソディ」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」といった名曲誕生の瞬間や、20世紀最大のチャリティコンサート「ライブ・エイド」での圧巻のパフォーマンスといった音楽史に残る伝説の数々を再現するとともに、華やかな活躍の裏にあった知られざるストーリーを描き出していく。ラミ・マレックがフレディを熱演。「X-MEN」シリーズのブライアン・シンガーがメガホンをとったものの完成前に降板するなど製作トラブルも伝えられたが、公開されると世界中で観客に受け入れられ、日本でも2018年公開映画でトップとなる興行収入130億円を突破。社会現象とも呼べる大ヒットとなった。
ラミ.マレックは最初はフレディと様相が少しかけ離れてる気がしたが、ラストの「ライブ.エイド」で歌ってる姿は まさに フレディの気迫に迫る フレディを観た!他のメンバーは 本当にここまで役者さん集められたなぁって思うくらい 面影あり とても似てました。
Queenの音楽を そんなに聴いたことがなかった私でも
ラストの方は自然に涙溢れてしまった
素敵な音楽であり、素敵なメンバー家族でした。 -
放映当時、周りで見た人たちの評判がかなり高く、皆興奮気味。
自分もン十年前の高校生の頃からハードロック好きとしてQUEENはひととおり聴いていたから、、当然映画館で見るつもりが、色々あってドタキャンの末、見られませんでした。
このたびDVDで鑑賞。
感想は、
よくできている。
けど、なんだか当たり前というか、普通。という感覚。
ロックバンドを教科書で振り返ったような。
観終わった後も、満足感は当然あるんだけど、ファミレスでおいしいもの(ステーキとか)食べた安定感に近い。
かなり期待値あがって見てしまったのもあるし、本物のQUEEN(&フレディ)のエンターテナーとしてのとてつもないパワーと比較すると、この映画は、小さくまとまってしまってみえている気がした。
あと、やはりこの映画は映画館で良いステレオ大音量で聞いてこそ感動できるのだと思う。