余命幾ばくもない遺族・倉持さんのため、懸命に極悪死刑囚・星山を改心させる及川。これをきっかけとして、職務への使命感を強く自覚することに。
なんかわざとらしいというか嘘くさい展開ではあるけれど、外界から隔絶された監獄という非常に特殊な環境ならばこういうこともありうるかも、とは思わせられた。
一方、死刑が一審確定したあの渡瀬が死刑囚舎房に移ってくる。「スター」降臨に緊張する及川だったが、なぜか彼をかたくなに避ける渡瀬。
突如として星山の死刑執行が行われ、死刑囚らの間に動揺が広がる。若い刑務官たちもまた同様。
今日明日突然死んでしまう可能性があるのは誰だって同じだけど、その日が人為的に決められてしまうのが死刑というものの最大の特徴。
色々考えさせられる。
おなじみアシスタントたちによる何が何だかまんが併録(例の「事件(郷田マモラのwiki参照)」を思うと、このうち誰かが被害者になったのかなあという邪推がどうしても読んでいて脳裏をチラチラ)......(´ε`;)ウーン…
そして作者自筆のあとがき(てか身辺雑記? 作品内容とはほとんど関係ない)......(´ε`;)ウーン…
何だか知らない中学校の卒業文集でも見せられてるような感......(´ε`;)ウーン…
(以下続刊)
2021/07/06
#2131