いまどきの死体 法医学者が見た幸せな死に方 (幻冬舎単行本) [Kindle]

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  • 幻冬舎
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感想・レビュー・書評

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  • 法医解剖の経験を元に、淡々と解剖の事例を紹介する。

    文体は読みやすく、かつ専門用語もきちんと紹介されている。ミイラ化など遺体の経過についても詳しく、臨場感がある。

    死から人生を見つめ尊ぶ。穏やかな死ではなく、様々な死を見つめてきた筆者だからこそ、その静かな言葉には説得力がある。一気にファンになってしまった。

  • 法医学者が自分の経験した解剖例を紹介しつつ、それぞれの遺体から見える現代の社会模様や、死生観を語っている。

    遺体の記述が思ったより書かれていて、想像するのが・・・と思う部分もあったが、こんなことで、人は死に至るのかとと感じ、又、遺体にはその人の人生が詰まっているのだと思った。
    自分の死も含め、死をより身近なこととして捉えることができるような気がした。

    きっと筆者は、死をあれこれ考えるより、どう生きるかだと言いたいのだろう。

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