松永久秀と下剋上 (中世から近世へ) [Kindle]

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  • 平凡社
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  • 「ギリワン」「ボンバーマン」と呼ばれ愛される久秀を一次資料から解説。永禄四年「出自が分からない身分から、自分一代で主家と同格、さらには将軍一門に準ずる地位を朝廷からも幕府からも公認された」ことが異例。後見していた義興没後に隠居し、永禄の変を起こした三好政権では阿波三好家と対立、永禄九年、義昭、信長と同盟した。同十一年の義昭上洛では包囲網の一角を担い連合政権の要人に。元亀争乱で義昭幕府から離脱し三好氏再興を担うも義昭と一味し敗北。天正元年信長家臣となり出家。同五年蜂起、外様離反の端緒となった(2018年)

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著者プロフィール

天野忠幸(あまの・ただゆき)
1976年生まれ。大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程修了。博士(文学)。
現在、天理大学文学部准教授。
主な著作に、『三好長慶』(ミネルヴァ書房、2014年)、『増補版 戦国期三好政権の研究』(清文堂出版、2015年)、『三好一族と織田信長』(戎光祥出版、2016年)、『荒木村重』(戎光祥出版、2017年)、『松永久秀と下剋上』(平凡社、2018年)、『列島の戦国史4 室町幕府分裂と畿内近国の胎動』(吉川弘文館、2020年)、『三好一族』(中央公論新社、2021年)、『戦国武将列伝7 畿内編上』(編著、戎光祥出版、2022年)などがある。

「2023年 『戦国武将列伝 8 畿内編【下】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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