桜井政博のゲームについて思うこと 2015-2019 [Kindle]

著者 : 桜井政博

• KADOKAWA Game Linkage (2019年4月25日発売)

感想・レビュー・書評

[つほんさんの感想 · 2024年4月10日]

ファミ通に連載されていた桜井氏によるエッセイをまとめたもの、これが５冊目ということで、ゲームづくりについてのノウハウの部分はだいぶ減って、現在のゲーム業界事情や、連載中に手掛けていた『スマブラSP』についての話題が中心となっています。
そして、連載中に急逝された岩田聡社長について、古くからの仕事仲間であった桜井さん自身による哀悼の言葉についても、この中に掲載されているので、興味ある方がご一読ください。

[Gunさんの感想 · 2021年2月11日]

ファミ通連載のコラムの2015-2019集約本。スマブラSPというお祭りゲーをディレクションする桜井さん、本当にゲームが好きな人なんだなー！尋常じゃないゲーム数をプレイしていて驚嘆。
数百人の部下への情報共有や、ゲーム内バランス調整の難しさを知る…。数年以上かけて作られる一つ一つのゲームに感謝を。(もちろんユーザーファースト)

著者プロフィール

桜井 政博（さくらい まさひろ）
1970年生まれ。株式会社プロジェクトソラ代表、ゲームデザイナー/ゲームディレクター。
HAL研究所に入社し、22歳で初のディレクターを務めたゲームボーイソフト『星のカービィ』で大ヒットし、シリーズ製作に関わる。『大乱闘スマッシュブラザーズ』で製作と販促を努め、こちらも世界的な大ヒット作に。任天堂シリーズの各キャラクターが日本国外でより知られるきっかけにもなった。
2003年HAL研究所を退社。フリーのクリエイターを経て、2009年任天堂の子会社である新会社『プロジェクトソラ』のディレクターに就任。2015年には『日本ゲーム大賞』で「経済産業大臣賞」を受賞した。