教養としての将棋 おとなのための「盤外講座」 (講談社現代新書) [Kindle]

制作 : 尾本恵市 
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  • 指す将でも観る将でもない様々な角度、接点から将棋を語る本書は、まさに「盤外」。考古学的に将棋のルーツを探ったり、数学的に将棋というゲームの面白さを示し、駒作りという斜め上の関わりを提示する。教育面での効用は他の著書にも見られるが、将棋そのものとはかなり異なる視点の話でも興味深いのは、将棋に魅せられる面があるからこそだろう。反面、将棋にそもそも興味のない人には響きにくいかなぁとも思うが。

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著者プロフィール

1970年9月27日、埼玉県所沢市生まれ。1982年、関東奨励会に6級で入会。1985年12月、プロ四段に。1989年、19歳で竜王獲得。これが初タイトルとなる。以降、数々のタイトルを獲得。1996年には、当時の七大タイトル(竜王・名人・棋聖・王位・王座・棋王・王将)全冠独占の快挙を成し遂げる。2017年に、八大タイトル戦のうち永世称号の制度を設けている7タイトル戦すべてで資格を得る、史上初の「永世七冠」を達成した。タイトル獲得は通算99期、棋戦優勝45 回(ともに2022 年6月時点)。主な表彰として、2007 年特別将棋栄誉賞(通算1000 勝達成)、2018 年国民栄誉賞、同年紫綬褒章。さらに2022年、史上初の通算1500勝を達成し、特別将棋栄誉敢闘賞を受賞。将棋大賞は最優秀棋士賞など多数受賞。

「2022年 『改訂版 羽生善治のこども将棋入門 中盤の戦い方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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