ふしぎの国のバード 6巻 (HARTA COMIX) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • ふうん。座棺とは、こういうものなのか。

  • 火事にあってもあっけらかんとしている強さとも言える日本人に呆気を取られる様子が印象的でした。
    イギリスよりも建材が燃えやすいから日常的。
    だから慣れちゃってるのかも。

  • 紙漉きとの出会い
    ‘’紙に何を綴り、残すのか。紙に恥じない旅を。‘’

    葬儀への立ち合い
    ‘’不幸を顔に出すと、相手にも悲しい感情が移る。
    客に対しては、辛いことほど笑って話すのがこの国の礼儀作法。‘’

  • イザベル・バードの「日本旅行」を数年前に読んだので、
    手に取った。
    日本に来たとのイザベルは47歳くらいだったと思うが、
    コミックでのイザベルは若くチャーミングだ。
    イトーも現代風なクールさが漂っている。
    新潟で美しい街並みに感激したところなどが、端折られているけど、北海道へ向かう今後の発行が待ち遠しい。
    横浜を出て、北海道へ渡りアイヌに会うまで3か月くらいの旅だが楽しみたい。

  • 「西洋の文明は素晴らしい。でもこの国独特の問題は、足元をよく見て我々自身で考えなければ解決することはできません。西洋の模倣を超えてはじめて、真の近代化が成せると自分は考えます」

    「私が探りたいのはね、技術が昔のままだった背景にある人々の考え方についてなのよ」

  • 金山を出て羽州街道を北上。バードはマリーズの話なんか聞かなかったかのように溌剌としており,秋田に着いたらもう一度話し合おうと提案する。伊藤の怪我もあって予定外に宿場町院内に宿泊することに。そこで脚気の患者に膝行車(車椅子)の指導をしている医師の小林と出会う。小林は麦飯と脚気の関係を調べている。当時脚気は伝染病と考えられていた。秋田へ帰る小林と共に雄物川沿いを歩いていると,宿泊予定だった湯沢の宿場町で火事。屋根の上で赤い腰巻を振り回す女性,風下の建物を壊す火消し法。屋根の上の纏持ち。火事で焼け出されても陽気な村人。小林は伊藤に「彼女を支えられるのは伊藤殿ただひとりあなただけです。困難も多いでしょうが最後まで諦めないで下さい」と言い,秋田で再会を約束していったん別れる。7月19日。川に流れていた紙が水に強いことに感動したバードは和紙に興味を抱き紙漉きの里である十文字を訪ねる。紙漉きを体験し和紙のノートをもらって宿場町横手に到着。怪我をした二人使いを六郷の家へ送り届け,その家の主人の弔いに参加することに。湯灌に剃髪。経文の旅装束。死者が戻ってこられないように葬儀のしきたりはたくさんだった。死者の妻お雪は最後まで気丈に葬儀を取り仕切る。彼女の夫は梅雨の水害で亡くなったのだった。

  • 旅は山形から秋田へ。
    バードさんの明るい「秋田までは一緒なんだからさ!」の言葉。不思議なお医者さん小林さん。火事。
    盛りだくさん。

  • 202202/1~9巻まとめて。キャラが漫画向け(主人公は若く美しくスタイル良くてちょっと天然お茶目、的な)されているのは気になるけど、テンポよく読み進められ感動エピも程よく入ってたりで、面白い。

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