キリスト教と日本人 ──宣教史から信仰の本質を問う (ちくま新書) [Kindle]

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  • 筑摩書房
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  • キリスト教にまつわる出来事を浅く広く、宣教師伝来から近代までまとめつつ、なぜキリスト教が日本では根付かないのかについて考察した本

    【こんな人におすすめ】
    キリシタンの歴史について広く浅く学びたい人
    キリシタンについての入門書を探してる人

  • 非常に緻密な考察や鋭い洞察に満ちた、やや難解な学術書的な内容でありながら、遠藤周作の名著「沈黙」と「深い河」を読み解きながら「日本人とキリスト教」を考える視座が非常に面白い。読後は即座に、その遠藤の著書2冊を読むことにした。

  • NDC(10版) 192.1 : キリスト教史.迫害史

  • 日本人とキリスト教の関わりを通して、「宗教を信じる」とは何かについて考える本。

    世界三大宗教のひとつ、キリスト教は日本では広まっているとは言えません。クリスマスや結婚式など、キリスト教的な要素を取り入れているものはありますが、キリスト教の信者数は約1%と多くないのです。

    本書は「なぜ、日本ではキリスト教の信仰が定着しなかったのか」を切り口に、日本人とキリスト教の関わりの歴史をひもとき、「宗教を信じる」ことについて考えていきます。

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著者プロフィール

石川 明人(イシカワ アキト):1974年生まれ。北海道大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。北海道大学助手、助教を経て、桃山学院大学社会学部教授。専門は宗教学・戦争論。著書に『キリスト教と日本人』(ちくま新書)、『キリスト教と戦争』(中公新書)、『すべてが武器になる』(創元社)など多数がある。

「2022年 『宗教を「信じる」とはどういうことか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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