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感想・レビュー・書評
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隋の建国・南北朝統一、そして文帝が子息・晋王楊広に殺されて、煬帝の時代に。その時代に活躍したという英雄たち、秦瓊(秦叔宝)、単雄信、程咬金(程知節)、王伯当、李勣(徐世勣)らの活躍物語が楽しい。煬帝がそれなりに魅力的な部下想いの面があり、その皇后・蕭后が非常に賢い名皇后として描かれていることが印象的だった。秦瓊が未完の大器を思わせる粗削りな魅力的な人物、そしてその義兄弟になった単雄信が若いのに器量の大きい大人物として描かれていることもまたこの本の魅力だと思う。煬帝の運河建設という大事業が進む中で、上巻は終る。
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