セキララにキス(9) (デザートコミックス) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • ふむ。
    樹が落ちるの早すぎであれ~?感は正直あったものの…まぁ、うん、最後まで読んでみて、「綺麗な」恋愛漫画って感じかな。
    当て馬2名があんま当て馬じゃなかったので、恋愛がらみのごちゃごちゃはほぼないしね。(だが、結くんが優しすぎて切ねぇぜ…結くんに幸あれ…)
    美大生…じゃないな、美大を目指す学生の苦悩だったりキラキラだったり、色々あれこれが垣間見れた感じ…?
    絵の描き方とかちょっと説明があるし、( ゚Å゚)ホゥホゥと思えるものではあった。

  • 当初、樹くんの変わらぬ塩対応がいい!と思ってたら、あっさり3巻で千歳ちゃんに恋をしてしまった。
    なんだ~…とちょっと思ってたけど、美術予備校の日常や千歳のやりたいことが段々明確になっていって表情がイキイキしてくるのを見てるの楽しい。
    逆に器用貧乏(そこまで作中言ってない)な樹くんは、自分が本当にやりたいことや目標が曖昧なことに気付いて悩む。

    現役芸大入学、美術の才能に溢れるレジェンドお兄ちゃんも出てきて、お兄ちゃんも千歳ちゃんを好きになったり。
    お兄ちゃん切なくてキュンキュンする。でもひっそりあきらめるでもなく、こっそりふたりを別れさせようとするでもなく、堂々と千歳ちゃんが好き!諦めない!宣言をしてアプローチかけてくるのがなんかいい(*^^*)

    3年になって受験科になり、絵の描き方も具体的でほーそうなんだーって興味深かった。
    「面を意識」「構成に気を付ける」「大きなところが狂ってたらいくら細部を描き込んでもムダ」「質感の表現とは」
    絵を上達させるっていっても、数学とかの学科と違って難しいよなって思ってたから、先生方のアドバイスのしかた見てて、なるほどそういうことを気を付けてるんだな…とか。

    金沢での、工芸の街を巡って「これだ!」ってなる千歳ちゃん。心惹かれる画家さんを見つけ、展覧会で実物を見て目がキラキラしちゃう樹くん。面白かった。

    ところでヴァンホーナッカーさんって実在する画家さんなのかな?検索してもパイロットの人しか出てこなかった…

    自分の子どもも高校生だったりするので、親目線からもさごく応援してた。
    あ、千歳ちゃんちが多国籍料理(+雑貨販売)ってのも面白かったなあ。樹くんのお兄ちゃんやお父さんも実はお馴染みで、お店で家族ぐるみ友達ぐるみでわちゃわちゃできてる感じも良かった~( *´艸`)

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著者プロフィール

芥文絵(あくた ふみえ)
神奈川県出身
2011年、つぼみVol.12(芳文社)で「私の愛する河野さん」でデビュー。新書館の百合アンソロジー「ひらり、」Vol.9に掲載された「妹ができました」が2012年GLコミック大賞準グランプリを受賞。2015年、初単行本「みやたけミラクル」(講談社)を刊行。さらに同年、百合短編集「妹ができました」(新書館)が発売。また、監修作に「マンガ家と作る背景イラスト集〈教室〉」(新書館)がある。現在は月刊「デザート」で、美術予備校を舞台にした青春ラブストーリー「セキララにキス」を好評連載中。

「2019年 『セキララにキス(9)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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