9つの森とシファカたち マダガスカルのサルに会いにいく (月刊たくさんのふしぎ2019年10月号)

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  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・雑誌 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 4910159231094

感想・レビュー・書評

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  • 小学校中学年がこの本を読み、動物園やペット、周りにいる動物に興味が湧いてくるのではないかと考え、おすすめしたいと思った。

  • 「ペンギンズ」でもおなじみのワオキツネザル(ちょうどこの間の「ダーウィンが来た」でもみたばかり)をはじめマダガスカルのめずらしい猿たちを中心にめずらしい生き物をたくさん紹介していておもしろい。生息エリアがわりとはっきり決まっているようで、それぞれを訪ねてマダガスカルの島を一周する紀行の趣もあり、この絵本を片手に旅してみたくなる。背景や枠の文様はマダガスカルの伝統的なものなのだろうか、うつくしくて見飽きない。
    著者の人類マダガスカル起源説(巻末)も、もっとくわしく知りたくなった。

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著者プロフィール

1946年下関市彦島生まれ。東京大学理学部卒。理学博士(京都大学)、マダガスカル国五等勲位シュヴァリエ、雑誌『孫の力』監修。1978年(財)日本野生生物研究センターを創設、主任研究員を経て、国際協力事業団(JICA)派遣専門家として2001年までマダガスカルに6年3か月滞在。アイアイなどを上野動物園に送り、2002年より日本アイアイ・ファンド代表としてマダガスカル北西部アンジアマンギラーナ監視森林の保護管理を行って、現在にいたる。2012年、ルワンダ共和国でマウンテンゴリラの名付け親となる(日本人初)。ANAグループ機内誌『翼の王国』にて阿部雄介氏とともに『日本水族館紀行』(2007~2012年)、『どうぶつ島国紀行』(2012年~)を連載。『はだかの起原』(木楽舎)、『親指はなぜ太いのか』、『戦う動物園』(編)、『孫の力』(3冊とも中央公論新社)ほか、著書、論文・報告書多数。

「2004年 『はだかの起原 不適者は生き延びる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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