ザッソウ 結果を出すチームの習慣 [Kindle]

著者 :
  • 日本能率協会マネジメントセンター
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  • ザッソウ=「雑談+相談」。
    「ちょっといい?」小さな相談の蓄積が、クリエイティブな相談ができる社風につながる。

    肩に力入れ過ぎない。
    相手の言葉を待つ。
    共通の目標があれば最高。

    話ベタでもできる「ザッソウ」。これは使える!

  •  
    ── 倉貫 義人《ザッソウ 結果を出すチームの習慣 20190830 日本能率協会
    マネジメントセンター》kindle
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B07WWK5KQK
     
    (20211129)
     

  • フライヤー2019/10/24 19:37

    ・効率化によってゆとりがないのを放置したままだと、やがてチームが崩壊してしまう恐れ
    ←人間関係が希薄なチーム: 仕事を進めるうえでの情報共有はしていても、成果に直結しない話をする余裕がない
    →同僚どんな人たちなのかを知る機会もない
    ⚠️→組織が経済合理性だけを求めていると、そこで働く人も経済合理性だけを求めることになる。すると、従業員の自社への愛着が育たず、他にもっと条件の良さそうな会社があれば、簡単に転職してしまう
    → 転職しなくてもそのようなチームでは、たとえ誰かが困っていても手を差し伸べることが少なくなる。さらには、困ったときに他人に話しかけることをためらう
    ←-相談できないことで、聞けば一瞬でわかることがわからず、大きな手戻りが発生したり、チームの生産性が下がってしまったりする恐れ
    -チームで働く意義が感じられない、弱みを見せることができない、新しいことに挑戦しなくなるなど、相談できない状態がチームに悪影響を及ぼしていく


    ・効率化は重要!だが、数字で目に見える部分や、すぐ効果の出る部分にだけ注力すると数字に現れていない部分が欠落

    ⚠️結果を出すチームに必要なの:心理的安全性
    → 効率化を実現した高い生産性と、アイデアあふれる創造性を兼ね備えたチームをつくる

    ・報告,連絡は過去の共有で、アイデア出しやチームワーク高めたい場合に不十分
    ・雑談がなければ、社内で起きていることがわからない、社員の心のモヤモヤを知ることができないなどと、様々な問題が起きるだろう。それなのに雑談は、ホウレンソウのように重要視されていないのが現状
    ←1on1と同じ

    ・なぜザッソウが注目されているか
    -フラットな組織が広がったから
    ←従来の上限関係ある所だと、報告・連絡で良かったけど、対等な仲間との相談や雑談が重要
    -働く人の多様化する個性と価値観
    ←1on1のように紡ぐ

    ⚠️仕事の依頼ではなく,問題の相談をする
    ←自分が困ってる→仕事を任せる方が、相手もどうしようかと知恵を働かせて,アウトプットの質高くなる

    ⚠️心理的安全性とザッソウは相関関係
    ←卵と鶏の問題
    ・心理的安全性の高め方
    以下の9こ(今回は1部)
    - チームの目標がはっきりしていること
    ← チームのビジョンを個人のビジョンとすり合わせていく時間をきちんととり、互いに歩み寄っていく必要
    -プライベートなことも共有していること
    -判断基準と価値観を共有している

    ⚠️ ザッソウが自然に生まれる職場づくりの第一歩としては、誰かの明確な意思と行動が必要
    ←待ってても来ない,自分からアクション起こす
    ←これこそ次世代のリーダー

  • ザッソウ。取り組むべきこと。心理的安全性を実現するための方法論が書かれている。チームとしての成果の出し方もあり。
    役割に応じたポジショニングがある。

  • 本社のオフィスを廃止してしまったほどのリモートワークを徹底して実行している会社のリモートワーク成功の秘訣がこの本にまとられていると思う。「遊ぶように働く」会社の秘訣がこの「ザッソウ」にあると思った。

  • 4連休中に仕事本も少しずつ読んでいます。

    もう「報告、連絡、相談」の縦の考えではなく

    「雑談+相談」という横、もしくは斜めの関係が大事で

    アイデアや企画が完全に固まる前から、お互いに雑談しながら

    方向性を重ねていくこの方法は、確かに現在のスピードが必要な仕事の中で

    理にかなった方法だと思いました。



    自分も学校現場などではこの方法を意図せず合理的だと思いとっていました。

    大きなプリンタが入るから職員室のレイアウトはどうしよう、という時は

    あらたまった方法ではなく、上の先生たちがいる時に

    すみません、ちょっと集まってもらっていいですか・・・・と言って

    自分がつくったレイアウト案を見せながらアイデアをもらっていく、などしていました。

    あらたまった場で聞くと口が重たくなってしまいガチですが

    こういういきなりな立ち話的な感じだと、どんどん意見が出てきます。

    基本的に会議なんてなくても、関係する人で軽く集まって

    こういう雑談的な感じで決まっていく形のがスピードがあって合理的

    ちょっとイマイチだったな、と思えばまた考え直せばいい。



    自分の漠然といいな、と思っていた方法をとっても肯定してもらえて

    さらにその他いろいろな方法も学べる1冊でとってもよかったです。

  • よくブログを拝見する倉貫さんの書籍。
    心理的安全性は使い古された言葉だが、それを実践するための雑談+相談をいかに実践していくかという本。
    雑という概念は私も大事にしていて、思考の余白を担保できるように意識している部分もある。
    それを後押ししてくれる良い内容。
    フルリモートにするなりのツールの使い方などの工夫もあり、参考になった。

    ◆目次
    はじめに
    ・良いチームの条件は、気軽に雑談と相談ができること
    ・「ザッソウ」の文化を広げて働きやすい社会をつくる

    第1部 「効率化」だけでは成果は上がらない
    1.ひたすら効率化だけを求めた組織の末路
    2.これからの仕事に求められるのは「創造性」
    3.生産性と創造性には「心理的安全性」が必要だ
    4.「ホウレンソウ」に足りないコミュニケーション
    5.雑談+相談=「ザッソウ」でいこう!

    第2部 「ザッソウ」でチームの成果は上がる
    1.なぜ、今「ザッソウ」が求められているのか
    2.成果を上げる「ザッソウ」の使い方
    3.「ザッソウ」がチームに及ぼす6つの効果
    4.働きがいと働きやすさを高める「ザッソウ」

    第3部 「ザッソウ」しやすい職場のつくり方
    1.「ザッソウ」できる職場へのプロセス
    2.「ザッソウ」が生まれやすい環境のつくり方
    3.「ザッソウ」しやすい心理的安全性の高め方
    4.「ザッソウ」できる職場をつくるリーダーの姿勢
    5.「ザッソウ」で考えるコミュニケーション術

    第4部 チームと人を変えていく「ザッソウ」
    1.「ザッソウ」がチームに果たす役割と本質
    2.「ザッソウ」できる職場にはゆとりがある
    3.チームの境界を越えていく「ザッソウ」
    4.「ザッソウ」で組織は変わり、人を変えていく
    5.「ザッソウ」あふれるチームで働く人を幸せに

  • 倉貫さんのザッソウ本。
    まだ咀嚼しきれていない部分もあるけど、今の自分の状況にはとても響いた。

    リーダーはネガティブなこと、というか弱音を言ってもいいんだよ、というのは救われるなー。


    たぶん、自分は本書で言うところのザッソウが得意な方だと(少なくとも周りからは)思われているんだけど、自己評価ではそうでもない、、、んだよね。

    とりあえず周りに「ザッソウしよ」って言ってみよ!

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著者プロフィール

株式会社ソニックガーデンの創業者で代表取締役社長。1974年生まれ。京都府出身。小学生からプログラミングを始め、天職と思える仕事に就こうと大手システム会社に入社するも、プログラマ軽視の風潮に挫折。転職も考えたが、会社を変えるためにアジャイル開発を日本に普及させる活動を個人的に開始。会社では、研究開発部門の立ち上げ、社内SNSの企画と開発、オープンソース化をおこない、自ら起業すべく社内ベンチャーを立ち上げるまでに至る。しかし、経営の経験などなかったために当初は大苦戦。徹底的に管理する方法で新規事業はうまくいかないと反省。徐々に管理をなくしていくことで成果をあげる。最終的には事業を軌道に乗せて、その社内ベンチャーをマネジメント・バイ・アウト(経営者による買収)することで独立を果たして、株式会社ソニックガーデンを設立。ソニックガーデンでは、月額定額&成果契約の顧問サービス提供する新しい受託開発のビジネスモデル「納品のない受託開発」を展開。その斬新なビジネスモデルは、船井財団「グレートカンパニーアワード」にてユニークビジネスモデル賞を受賞。

「2023年 『人が増えても速くならない ~変化を抱擁せよ~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

倉貫義人の作品

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