ジョーカー ブルーレイ&DVDセット (初回仕様/2枚組/ポストカード付) [Blu-ray]

監督 : トッド・フィリップス 
出演 : ホアキン・フェニックス  ロバート・デ・ニーロ  ザジー・ビーツ  フランセス・コンロイ 
  • ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
3.84
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本棚登録 : 591
感想 : 131
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4548967436204

感想・レビュー・書評

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  • なかなか。
    見るのが辛い。独特な作品。
    何が言いたいのか。マイノリティを理解しなくちゃいけないという事か。

  • とにかく悲しい…

  • 映画としては、バリ丁寧な作り。完成度は、見事に高い。問題作でもあり、ちゃんとした娯楽作でもあり、流石のハリウッド。これは、至極真っ当な、ちゃんとした映画です。

    ただ、ただ、ただ。個人的な好みで言いますと。良い映画だな、とは思う。思うが、自分の心の中の深いところにまで「ガツンッ!!!」ときたか、というと、、、んなこたあ、なかったな。って感じですね。めちゃ生意気な事言ってますね。すまん。でもまあ、うん。「それなりに良いね」ってレベル。でした。自分にとっては。

    なんだろうなあ、、、例に出すのは適切なのかどうか、イマイチイ分かりませんが、「こんなテイストの映画」という意味で言いますと。
    ダーレン・アロノフスキー監督「レクイエム・フォー・ドリーム」
    北野武監督の初期映画
    行定勲「リリイ・シュシュのすべて」
    の方が、僕にとっては、深くガツンッ!てくる、深く刺さってくる、映画でしたね。

    この「ジョーカー」と、僕が例に挙げた作品を同列に語るのは無意味かもしれませんが、まあ、だって映画って、「ガツンッ!」って思いたいから観るもんでしょ?と、無理やり無理くり同列に考えます。ま、自分の中では、この「ジョーカー」と、上記これらの作品は、同列なんですよね。自分の中の価値観では、ね。

    主人公のアーサー・フレックの、恐れと苛立ちと憤懣と弱さと狂気と惨めさと居たたまれなさと「ふざけんな!」って世の中に中指突き立てるファッキン精神は、わかる。マジわかる。わかっちゃう、って思うんだから、しょうがない。分かるよあんたの気持ち。でもまあ、その表現の仕方は、言っちゃあなんですが、ちゃちいな、って思いましたね。そんな形でしか自分の狂気を表現できないんかい、みたいなね。めちゃくちゃ上から目線でごめんなさいね。

    アーサー、あんたの気持ちは、そんなん誰だって思ってるよ。ウン十年、この世の中で、生きてたら。ボブ・ディランでいうなら、ライクアローリングストーンでっせ。「どんな気がする?道端の石ころみたいに扱われるのは」ってなもんですよ。そんな気持ち、誰だって感じるだろ?感じてきただろ?それでも生きてかなきゃなんねえんだよ。って、思う。俺は。

    その惨めな気持ちを、あんな風でしか、誰かに伝えられなかった、ってのは。端的に言って、僕にとっては。あくまでも僕にとっては、ですけどね。残念でしたね。

    でもまあ、良い映画だと思います。エンターテインメントとして、ですけどね。ただ、、、本当に生意気な事言います。ゴメンナサイ。そこまで大ヒットする映画、、、かなあ?ってね、思いました。めちゃ生意気なこと言って、マジごめん、ですが。

    あと、似た雰囲気を感じるとしたら。
    アーサーのあの雰囲気に似てるなあ、って思ったのは。劇団ひとり。ピースの又吉直樹。そんなところでしょうか?でも、劇団ひとりや又吉さんの方が、より上手に、まっとうに、正しく誠実に、「自分の中のグログロしたもの」とちゃんと向き合って、世の中にちゃんと提示して、まっとうに渡り合っている気がします。だから、劇団ひとりや、又吉さんの方が、俺は好きだなあ~。

    で、アーサーを演じたホアキン・フェニックスは、流石ですね。演技は素晴らしい。映画の内容とは関係ないところで、ホアキンまじスゲエな、って思いました。あのガリガリに痩せた体形、ホンマに街中ですれ違っていそうな落ちぶれダメ人間キャラの演技、そして驚くほどの脚の長さ。全てがお見事。マジでええ演技でした。最高でしたね。

    で、こんなアーサーみたいなダメ人間になんで彼女できるのよ。マジありえへん。ふざけんな、とか思ってたら、一応ね?あの彼女出来たかも?ってのは、アーサーの妄想だった?んですよね?それなら納得。その哀れさが見事に良い。ってか、こんなダメ男に彼女できたらマジでムカつく、という、単なるモテない俺の単なる嫉妬ですコレは。

    あと、ロバート・デ・ニーロのあの出演とあの演技は、映画「キング・オブ・コメディ」のセルフパロディーなのか?ってか、この作品自体、「タクシードライバー」テイストよね?ロバートデニーロ大人気だなあ。損なことを思いましたね。

    あと、アメコミ&映画の「バットマン」は、ほぼ全く知らないんですが、そんな知識でも、この作品は、普通に楽しめました。でもまあ、「ジョーカー」というキャラは借りてるけど、全く別物でしょ?多分。って、思いました。この作品の内容では、厳しい言い方をしますが、とてもじゃないけどジョーカーを「悪のカリスマ」なんて言えませんよ。そんなエエもんじゃないですよ。とてもとても、ってね。そんな気持ちですね。

  • 真面目に善良に生きていた頃には誰も見てくれなかったのに、悪に堕ちた瞬間から突如注目を浴びる数奇な人生。

    ラスト近く、押し寄せる群衆に背を向け自身の血でクラウンメイクを完成させるシーン。皆の方へ振り向く時は満面の笑顔で。かなしみとほか、様々な感情がないまぜになった表情の奥深さ。

    結局こどもの頃からの夢の「誰かを笑わせたい」思いは消えずに残ったって描写なのかなぁ。むしろその逆?


    赤い足跡、滴る緑色、真っ白な廊下、紫煙が燻る夜空。
    不穏な音楽が流れ次の展開が怖くてドキドキするのに、驚くほどきれいなシーンに心を掴まれる。

    ホアキン・フェニックスの色気もすごかったな。ジョーカーになる前はないのに、途中からものすごい色気を放つの。俳優さんてほんとにすごい。

    生番組のシーンの長台詞が印象的だったな。
    不平等とは、家族とは、善悪とは、格差とは。


    大好きな映画『ハングオーバー』の監督さんと聞いてびっくりよ。わからないもんだ。

  • 【ジョーカー】 予告編
    https://www.youtube.com/watch?v=C3nQcMM5fS4

  • ストリングスが効いてる。
    白い廊下に赤い足跡。

  • 別途

  • 思ったより、好きだった。
    大衆向けの感じがしないというか。
    とても暗いけどね、ほんとに暗いけど。
    自分を見つけてしまったある一人の男の話。

  • 現実と妄想の後味が残った。

  • 重いし、暗い。そう作ったんだろうけど。狙い通り。

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