90億の神の御名 ザ・ベスト・オブ・アーサー・C・クラーク (ハヤカワ文庫SF) [Kindle]
- 早川書房 (2019年12月19日発売)
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感想 : 4件
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感想・レビュー・書評
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第85回アワヒニビブリオバトル「【1日目】おうち時間DEビブリオバトル」2時間目 理科で紹介された本です。
オンライン開催。
2022.05.03詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ハードSF短編集。ゴシックな古典SFの手触りがどこか懐かしく、けれど今読んでも全く色褪せていません。数多くのファンがこの物語を読み、地球の重力から脱し月から地球を眺め、太陽系を離れ宇宙の深淵の探索に胸を高鳴らせた、SFの原点といえる作品です。
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以下の3編以外は各短編集に所収。
「月面の休暇」はこの短編ベストで初訳。21世紀初頭の話で、月の天文台長の父のところへ家族が遊びに行く話。まさに現在の時点の話なので少し違和感はある。発表は1951年なので70年後を描いたわけだ。
「海底牧場」(1954)は「未来ショック」という短編集(1973年芳賀書店、1975講談社文庫)に入っていたのをこのベストに収めた。この短編を発展させ長編「海底牧場」(1957)となる。
エッセイ「ベツレヘムの星」1954はキリストが生まれる印として東方3博士の来訪の契機となった星について科学的に考察した。小説版としては「星」(1955)となった。
2009.7.25発行 図書館
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