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感想・レビュー・書評
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著者の芳賀日出男さんがバリバリの写真家であることを知らなかった。
だから、この本に掲載されている写真をみて、とても驚いた。
昭和30年代に撮られた写真にもかかわらず、ものすごくクリアで鮮明なのだ。
現代にデジタルカメラでモノクロモードで撮影したのですよ、といっても通じるくらい。
本書に収録されている写真は、とにかく記録写真・資料写真である。
クリアなレンズを使って、ボケを排して撮影している(と思う)。
だから芳賀氏が実際に訪れた村々が、鮮明に表現される。
また、写真だけでなく、文がことごとく視覚的なのだ。
写真家の視点はこういったところを見ているのか、ととても驚かされる。
日本古来の伝統文化が、いま目の前で繰り広げられているように感じられる。
写真好きにも、祭り好きにも、旅行好きにもおすすめの一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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