九龍ジェネリックロマンス 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) [Kindle]

著者 : 眉月じゅん

• 集英社 (2020年2月19日発売)

感想・レビュー・書評

[あさひさんの感想 · 2021年9月12日]

映画のようなオープニング。
九龍城に住む魅惑的な彼女に惹きつけられた。
ラブコメな日常描写の中にある小さな違和感は積み重なり、大きな謎になる。
彼女も九龍城も偽物か⁇
ジェネリックテラって、この九龍城のことでは？？
5巻まで読了。続きが気になる…。

[kappappa14さんの感想 · 2021年2月26日]

ショート、メガネ、アラサー、中華、タバコ、不動産、ってキャラ詰め込みすぎだろって思っていたけど面白かった。ゆったりしたテンポかと思いきや、僕だけがいない街的なSFっぽい感じもあり。

[あるふぁさんの感想 · 2020年10月11日]

九龍白砦の不動産屋で働く鯨井レイ子。スイカを食べながらタバコを吸うことが好きな32歳。同僚・工藤にちょっかいかけながら日々を過ごす。どこかミステリアスで、懐かしい雰囲気にやられた。これは好きな物語だ。九龍の雑然と混沌としたあの感じが九龍で「新しいものなんて必要ないんだよ。」と工藤は言い切る。ロマンか高望みか。工藤曰く、宝くじはロマンらしい。鯨井も工藤の何気ない会話で明かされる人となりが暖かい。

[あいらさんの感想 · 2020年4月22日]

九龍城の小さな不動産屋で働く癖が強い女性主人公がすごく魅力的。揺れ動く恋模様にドキドキしていたら場所柄かだんだんと物語は不思議な世界へ...読む手が止められず最後まで一気に読んだけれども1巻だけでも凄く満足しちゃった、お気に入り。

[やおさんの感想 · 2020年3月2日]

"「切れかけの電灯 カビくさい路地裏 うるさい隣人
そのどれもがなぜか、無性になつかしく感じないか？
俺はこのなつかしいって感情は 恋と同じだと思ってる。
ここに暮らす住人たちだって同じさ、皆クーロンに恋をしているんだ。
なつかしい、このクーロンに。」"[p.34_32/207ページ]

癖のあるショートヘアに身体の線がわかる中華衣装、メガネにタバコ、という好きな人はドツボにきそうな主人公のキャラデザと、
空にジェネリックテラと呼ばれる次世代地球が建設されてる近未来な世界ながら、幾重にも無秩序に部屋が積み重なり、人や看板や物がごったがえしてる近未来の欠片も見せない九龍が舞台、これだけでもう結構好き。
この舞台で恋愛話を展開するのかなぁと思っていれば、8話でガタッと物語が動いて、ただの恋愛話じゃないと知らされる。
1話の早々に塩基配列が1コマ挟まってて、九龍とクローンも掛けてるかなぁとちょっと思ったり。
どんな展開していくのか楽しみ。

[Tomotaさんの感想 · 2023年8月22日]

1巻が日常的なので途中で辞めようかと思ったが、2巻に入るくらいから設定の仕掛けに触れていき、そこから面白くなってくる

[mirko960さんの感想 · 2022年7月10日]

話の構成、構図、表情、全てがうまい。漫画芸が極まっている。

[うううさんの感想 · 2022年2月13日]

スーパー銭湯で読んだ。
不思議な世界観の話。
だが恋愛ものである。

[サトさんの感想 · 2021年7月16日]

Kindle期間限定無料版にて。
なんだこれは？
九龍城が舞台だから過去の話かと思ったら、そうでもなさそう。
むしろ未来？
わからん。
パラレルワールド的な感じかなと思ったら、とんでもないヒキかたでもうワケわからん。
続きはまあかなり気になるんだが、僕が購入するようなタイプの作品じゃないんだよね。
でも気になる。
うーむ。

[喃々さんの感想 · 2021年1月15日]

恋愛というものの普遍性を考えた。

著者プロフィール

眉月じゅん（まゆづき じゅん）　
1983年、神奈川県横浜市出身の女性漫画家。2009年までは「眉月ジュン」名義で活動。2007年、第1回金のティアラ大賞にて『さよならデイジー』で銅賞を受賞。2008年同作が『別冊コーラスSpring』に掲載されデビュー。
2014年8月号から2016年1月号まで、『月刊！スピリッツ』にて『恋は雨上がりのように』を連載し人気となる。その後同作は『ビッグコミックスピリッツ』に移籍して隔週連載。2018年にテレビアニメ化、小松菜奈・大泉洋のタッグで実写映画化もされて、代表作となった。