書くための名前のない技術 case 3 千葉雅也さん [Kindle]

著者 :
  • Tak.
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感想・レビュー・書評

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  • Twitterを「他者からの視線が入る、ただの日常ツイートと混在するメモ」として使う発想が面白いなと思った。確かに、リアルな体験を文章化するにはアリな手法だと思う。
    アウトライナーを使って文章を組み立てる具体的な手法も参考になる。もっとDynalist活用しよう……

  • - 全体としてまとまっているかは結果にすぎない。最初からはわからないし、分かるならつまらない。
    - 人文系なら、書いて結論が変わるのは当たり前、それが学問というだろう。
    - 悩んでいるときは自分がなにを悩んでるか全部書きだしてみる。そうするうちにぼんやりした状態から限定されていき、矛盾があるものから取捨選択したりして、結果が導かれていく。
    - アウトラインに外部化すると他者になる。人に相談するみたいな機能になる。カウンセリングでやってることの多くは相手の言ったことを反復して返すことなので通じるところがある。
    - めちゃくちゃでいいからとにかく書いてしまう。思いついた順番に思いついた言葉で。
    - 出てきた順番に、自分の重要性のオーダーがあるはず。
    - 自分の無意識から出た言葉をいきなり方向づけしない。精神分析的に、いろいろなものが自ずと明らかになってくるようなやり方。
    - 整理してまとめて書こうとすると、欠落するものが出てくる。
    - 頭の中ではすべてが等価、重要な思考と取るに足らない思考の区別などないし、仕事と生活もつながっている。

  • 面白い!!
    この本をきっかけにWorkFlowyを使い始めた!!

  • 1990年頃、中学1年生の頃からMacで書いていた。
    高校生の時、先生に恵まれて才能を伸ばして貰えた。
    その頃からDTPを使っていた。
    自称ビジュアル系で、レイアウトにこだわって作っていたが、大人になるにつれガワから内容へシフトし、Wordを使うようになった。
    そして現在はWorkFlowyから書き始めてWordで仕上げている。
    喫茶店に行くと、いつかはお店を出なければならないから、ポモドーロテクニックが起動する、というのは締切のあるものを書くときにはいいと思った。
    多くの人が執筆には朝の時間が一番いいと言っているらしい。
    時間術の本にも、朝が一番集中しやすいと書いてあったな。
    私も朝に読書とレビューをしてみよう。

  • シリーズの中で一番刺激を受けた。Twitterやメモなどのパーツを組み合わせて文章にしていく、思いついた順番に思いついた言葉で書く、そしてWorkFlowyで日常と仕事をひとまとめに管理する方法。
    でも、猿真似ではなく、使い続けながら自分なりの方法を作っていくしかない。「じゃあ、書きますか。」や「大きく言おう」などの“補助線”は試してみます。

  • 千葉さんが好きなので読んでみた。映像的につなぐ、とか、まとまった文なんてものはない、あるいは結果でしかないとかは千葉さんの美学があって面白かった。あとは思考をアウトラインプロセッサーで、中間で文章をひたすら考えを含め書き殴って、最後にビジュアル的に、完成形をみながらじゃないと完成しないというのもわかるなぁという感じ。喫茶店による有限化もよく使う手法で納得。

  • evernoteは断片で見返せないが、workflowyは見返せる。
    まさに自分がEvernoteのプレミアム会員をやめた理由が見返さないことだった。todoアプリやメモアプリでやっていたけど、量が増えて統合したくなってきた。
    1,2ヶ月ほど仕事が捗らない時期が続いていたけど、別のやり方が見つかりそうだ。

  • アウトラインプロセッサーをもう一度使ってみたいと思ったが、Toodledoとの使い分けに悩む。でもアウトラインプロセッサーの方が思考のツールとしては良いのであろう。WorkflowyかDynalistのどちらを選ぶか迷う。どちらも一長一短ある。

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  • さすがTak.さん。
    期待通りいや、期待以上かも?
    一気に読みたくて貯め置きしてた甲斐あり。

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