歴史に残る外交三賢人 ビスマルク、タレーラン、ドゴール (中公新書ラクレ) [Kindle]

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  • 中央公論新社
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感想・レビュー・書評

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  • 「バランス・オブ・パワー外交」が分かってない日本は知的・精神的な不毛国家になってしまう、というか既になっているのか。。。 ビスマルクの章が一番長く、ヨーロッパの歴史がわかりやすかったかな。

  • 著者がまえがきに書いてある通り、直接外交を理解するのに役立ちそうなのはド・ゴール、国際政治を理解するのに役立ちそうなのはビスマルク、単純に面白いのはタレーラン。

    著者の核戦略の考えは、日本で生まれ育った人には違和感を持つ場合が多いと思うが、ならば自分なりに核について学べばいい訳で。そのとっかかりになればこの本のレゾンデートルもある。

    この3人についての小説も読みたくなった。

    3人の名前を聞いて、高校の世界史で出て来た!懐かしい!と思った世界史が嫌いじゃなかった皆さんにオススメ。

    喜久屋書店阿倍野店にて購入。

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著者プロフィール

伊藤貫

1953年東京都生まれ。政治思想家・国際政治アナリスト。東京大学経済学部卒。コーネル大学で国際政治学を学ぶ。その後、ワシントンのビジネス・コンサルティング会社で、国際政治・米国金融政策のアナリストとして勤務。『フォーリン・ポリシー』『シカゴ・トリビューン』『ロサンジェルス・タイムズ』『諸君!』『正論』『Voice』『週刊東洋経済』等に、外交評論と金融分析を執筆。CNN、BBC、米国公共放送等の政治番組で、外交政策と金融問題を解説。著書に『中国の核戦力に日本は屈服する』(小学館新書)、『自滅するアメリカ帝国』(文春新書)などがある。

「2020年 『歴史に残る外交三賢人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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