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感想・レビュー・書評
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小学六年生のふみは、お母さんと2人暮らし。ある日突然、「実はお父さんは生きてる」と言われ、ふみの心は乱れます。親子、そして友達との関係を軸にした成長物語。
小学生って、思ってるよりも大人なんだよね。子どもなりに悩みを抱えて、折り合いをつけて生きているんだなぁ…と。料理が得意な"ふみ"は、カレーを作るためにじっくり玉ねぎを炒める。この15分が"ふみ"にとって、自分自身と向き合う時間であり、心の安定を保つために必要な時間なんだろうな。無になれる時間って必要だよね。
最初はふみの気持ちが理解できずに入り込めなかったけど、気付けばラストまで一気読みでした!そんなに長くないお話なのでサラッと読めますが、読了後には心に何か残るものがある…そんな児童書です。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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