相談役 島耕作(1) (モーニングコミックス) [Kindle]

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  • テコット会長を退任した島耕作は、相談役へ就任する。
    会長島耕作から読んでいるので、万亀相談役の嫁が中国人のふっくらになっているのがよくわからない。でも、愛嬌があり、ユーモアを持っている。ただ、よく食べるだけかと思ったら、ゴルフでホールインワンをやるとは。万亀は延命治療を受けず、納得の大往生。
    テーマは、オリンピックにあやかって、スポーツビジネス。
    日本のスポーツ市場は、2015年で5.5兆円。それを2025年に15兆円にする。
    アメリカのスポーツ市場は、50兆円を超えている。20年間で3倍となっている。日本は、縮小している。それは、アメフト、野球、バスケット、アイスホッケーの4大スポーツがある。そして、大学スポーツも盛ん。
    相談役島耕作は、スポーツビジネスと地域活性化を結び付けようとする。
    マネジメントとマーケティングをすることで、スポーツを変える。
    フェンシングの斬新な取り組み、エンターテイメントは、面白そうだ。
    話題は、女性社長風花凛子に対する取締役のいじめ。まぁ。度量の狭いやつら。
    島耕作と国分は、どう攻略するのか?
    風花凛子はいう、「日本の野球は守りを固める。1点も与えなければ、1点しか取れなくても勝てる。アメリカの野球は、攻めが大切で、1点でも多く点を入れることに力を注ぐ。私はこの言葉が好きです。守りを固めて1点で勝つより攻めて勝つ。テコットにかけているのはチャレンジする気持ちです」とアグレッシブにせめるが、取締役はのらない。
    島耕作の孫は、アメリカの高校生。ゴルフをやっているが、将来は焼き鳥屋になりたいそうだ。

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著者プロフィール

1947年山口県岩国市生まれ。早稲田大学卒業。松下電器産業に勤務の後、74年漫画家デビュー。
85年『人間交差点』(原作 矢島正雄)で第30回小学館漫画賞青年一般部門、91年『課長 島耕作』 で第15回講談社漫画賞一般部門、2000年『黄昏流星群』 で第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、03年同作で第32回日本漫画家協会賞大賞を受賞。07年には紫綬褒章を受章している。
主な作品はほかに、『ハロー張りネズミ』 『加治隆介の議』 など多数。現在は『社外取締役 島耕作』(「モーニング」)、『黄昏流星群』(「ビッグコミックオリジナル」)を連載中。

「2023年 『逢いたくて、島耕作(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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