夫の骨 (祥伝社文庫) [Kindle]

著者 :
  • 祥伝社
3.63
  • (2)
  • (1)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 52
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (244ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • イヤミスだが、なぜか読後感は悪くない。
    主人公達には夫々問題や事情を抱えており、それが事件の引き金となる。
    最後にひねりがあり、ピリッとした短編集になっている。

  • 青森県出身の作家さんです。

    青森県出身でこういう作家がいるというのを、

    友人から紹介させるまで知りませんでした。



    人によっては嫌な思いをしながら読む方がいるかも知れません。

    でも、私としてはそのどれも読み応えがあるミステリー・ストーリーでした。

    ひとつひとつは非常に短い物語ですが、どれもが長編としても展開できそうなシナリオ的な物でした。

    というか、短編で終わらせるにはもったいない。

    ぜひ他の作品も読んでみたいと思いました。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1976年、青森県生まれ。実妹とコンビを組み、2002年、「ビッグコミックスピリッツ増刊号」にて漫画原作者デビュー。『あいの結婚相談所』『バカレイドッグス』などの原作を担う。2012年、「このミステリーがすごい!」大賞に応募した『Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件』で小説家としてデビュー。2019年に上梓した短編集『夫の骨』が注目を集め、2020年に表題作で日本推理作家協会賞短編部門を受賞。

「2022年 『残星を抱く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

矢樹純の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×