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感想・レビュー・書評
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地獄の淵を覗く読書①。下手にねたみの種を蒔かない。自己愛人間の言動に「自分が」振り回されないようにする。自己愛人間との付き合い方ついて書かれた第3部、第4部18を中心に読んだ。冷静に対処せねばと頭では分かっていても、いったんトラウマ的な怒りに飲み込まれてしまうと、冷静でいるのは難しい。米・日では文化的な差異もあるので、実生活での個別な事象に対しては本書だけではカバーしきれない。その点については、カウンセラーさんに相談したり、どう対処するかのアイデア出しを助けてもらったりすることも必要なのかもなと感じた。
「友達は、あなたが選ぶ第二の家族だ。」(p.103, 205) 「情緒的に独立したひとりの人間として、心の平静を保ために重要なのは、相手から挑発されたときに『闘争的でない断固たる態度』を取り、『穏やかな無関心』で対応することだ」エラン・ゴラム(p.203)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
結局、自分のことしか考えない人たち: 自己愛人間への対応術。サンディホチキス先生の著書。他者を犠牲にして自己を守ろうとする自己愛人間の特徴が7つまとめらています。恥を知らない。歪曲して、幻想をつくり出す。傲慢な態度で見下す。ねたみの対象をこきおろす。特別扱いを求める。他者を平気で利用する。相手を自分の一部とみなす。そういう自己愛過剰人間が自己愛過剰人間になってしまうきっかけを知り、自分や自分の家族や周囲の人が自己愛過剰人間にならないための処方せんがもらえる一冊。
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