SCRUM BOOT CAMP THE BOOK【増補改訂版】 スクラムチームではじめるアジャイル開発 [Kindle]
- 翔泳社 (2020年5月20日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (381ページ)
感想・レビュー・書評
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スクラムとは「仮の目印を立てて、状況に応じて素早く流動的に動くもの」だと私なりに解釈した。
役割も、指標も一旦仮置きし、まずそれに倣って動いてみる。その結果ズレが生じたなら都度修正していく。市場ニーズの変化にいち早く対応するための開発手法であると感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
スクラム開発に関する、最もとっつきやすくわかりやすい入門書が増補改訂され帰ってきた。改めて手に取り、ページをめくっていると、自分が今現場で行っているふるまいがどうなのか問いかけられているような気になる。
最新のスクラムガイドに準拠し、透明性・検査・適応や確約・勇気・集中・公開・尊敬など丁寧に説明されている。
スクラムイベントなど基本的なルールについても、もちろん解説されている。
しかし本書の白眉は、なんといってもそういったルールをなぜ遵守しなければいけないかが丁寧に解説されている点だ。
しかも、実際にスクラム開発を導入し推進していくなかで、必ずといってもいいほど遭遇する課題をベースに解説がなされるため非常に実践的である。
増補改訂に伴い、様々な現場での実践者が執筆するコラムが追加されている。これがまたよい。
血の通った現場の声が学びを立体的にし、もっと前へ進めと背中を押してくれるようだ。 -
プロダクトバックログを作り、常に精査し、作りたいもののイメージを明確にすること。
各スプリントごとにチームのベロシティを計測し、開発活動を予測可能なものとすること。
スプリントレトロスペクティブによって活動を反省し、チーム全体でカイゼンすること。
スクラムの基本がよくわかる良い本だった。手元にあると良きガイドになると思う。 -
アジャイルについて、とにかく把握したかったので読みました。
知識としてはあるものの、「いざ用語が出てくると分からない」、「アジャイルの流れがよく分からない」という状況でした。
※アジャイルサムライも詠んだけど、良く分からん状態
結果から述べると、自分には適した本でした。
分量も少なく、現場(理想)を想定した流れに沿って書かれているので分かりやすかったです。
基礎編(文字のみ)、実践編(イラストを交えたストーリー仕立て)に分かれていたのも良かったです。
プロジェクトに配属されたけどアジャイルが分からない人の一冊におすすめです。
アジャイルの勘所!やプロジェクトの建て直し方!ではないので、注意が必要です。 -
スクラムを学ぶための最初の一冊としてオススメされた本。最初の一冊として外観がつかめて確かに良かった
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スクラムを始める人にとって、網羅的・体系的に学習するための必読書。スクラム未経験者におすすめ
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スクラム開発の大枠のフレームと進め方のイメージをシンプルに教えてもらえる本。
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スクラムを始めるときに何からやれば全く分からなかったけど、その第一歩目としてよかった。絵もあってわかりやすい。
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すでにスクラムの本は何冊か読んできたが、念のため読んでみた。たしかに最初に1冊にはよさそうな内容だった。
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スクラム開発全くわからん、という状態から読み始めたが、スクラム用語やスクラムで重要なことなどが書かれており、スクラムのイメージを朧げに持つことができた。実際にスクラム開発やってみたいの気持ちになった。
スクラム開発赤ちゃん目線だと、みんなが
・各ロールの役割
・スクラムイベントの開催意義
・達成したいこと
・なぜ今それをやるのか
などの認識を合わせることによる責任感とか当事者意識?がプロジェクトの達成の可否に大きく影響があって、それらの認識を合わせたりずれてきたらそれに気づいて修正する工夫とかサポートするのもSMの大きな役割の1つなのかなという印象。
あといかに透明性を実現するかみたいなところもやりがいがありそうだと感じました。
SMは俯瞰してチームやプロダクトを見る力が必要そうで、私にはまだまだだなと感じた。どこでこういう力は培えばいいんだろう。