タダ読み(9巻まで)( ´ ▽ ` )ノ
ようやっと無料化ぶん完読。単行本にして27冊相当。長かった......
全体の感想。まあ過去8巻、ほとんど同じ感想を繰り返し書いてきたのだけれど——
良く言えば手慣れた、悪く言えば書き流してる感じの、大雑把な印象の強い連作短編集。後になるほど明らかに出来が悪くなっていき、初期の平均が60点なら後期は40点くらい。
短いページ数にムリクリ起承転結を詰め込んで「ちょっといい話」仕立てにしているから、バタバタしてる割にこじんまりとした(かつ説教臭い)話ばかりになってる。
テーマもストーリーもテンプレばかり。印象に残るエピソード、キャラ、台詞が一つもなく、読む端からどんどん記憶から消えていく。
「究極VS至高」や「瞼の母を探し求めて」みたいな全編を貫く主題がないから毎回行きあたりばったりな展開で、全体を通してみるとひどく漫然とした感。
......等々、作者さんも編集もそんなこと先刻ご承知ってやつで、本来これは読み捨て・流し読み前提で描かれた刹那的ゴラクまんがであって、こうして発表後何十年も読みつがれるような「名作」扱いされることなんかハナから想定されてはいなかったはず(>_<)
電子化時代の一種の弊害かも(>_<)
残り三〜四冊か?
まあ、どうせおんなじような話が延々と続いていくんだろうし、解き明かされるべき「謎」も残ってないし、続きはもう読まなくてもいいな(>_<)
結局ブラックジャックそっくり(主人公も内容も)っていう先入観どおりで、それ以外には全く何一つないまんがだった......(´ε`;)ウーン…
2021/09/13
#2335