危機の時代 伝説の投資家が語る経済とマネーの未来 [Kindle]

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  • 彼のエッセンスがちりばめられた本です。投資だけでなく、人生に役立ちます。

  • 読もうと思った理由
    著者の世界同時不況が起こるわけ、起こったときにどう対処するのかの考え方に興味があったため

    気づき
    ・歴史は経営失敗の責任を取らせずに企業を支えること
     が最善の方法ではないことを示している。取るべき対
     応が遅れたのが、日本経済が長年停滞した理由の一つ
     だ
    ・すべての常識は15年で劇的に変わる
    ・世間で常識とされていることを疑ってみた方がよい。
     自分の頭で考えないと見えない真実がある
    ・私は何か新しいものや違うものがないかを常に探して
     いる。実際に世界各地に足を運び、街や人々の様子を
     観察し、変化を発見することが大好きだ
    ・すぐに儲けられる話をみんなが聞きたがるところに落
     とし穴がある。誰もが自分で研究するよりも、いまい
     儲け話を探している。そして自分がよくわからないも
     のに手を出す。自分が知っているものにだけ投資する
     というルールを守るべきだ
    ・あなたは研究すればするほど幸運になるだろう。準備
     をすればするほど、運は良くなる。幸運はよく準備し  
     た人のところに転がり込む
    ・哲学者とは時間をすべて無駄にする人間だと思ってい
     たが、それは完全な間違いだった。物事の本質とは何
     かを考えることほど大事なことはない
    ・MMTはタダで食事を配るような考え方
    ・世間の常識を疑い、自ら情報を収集し、自分の頭で考
     え、決断できる力を磨くことがあなたが成功する一番
     の近道だと信じている

    世界各地を実際に自分の足で回り、成功している著者の経験に基づいた考えは重いと思いました。すべての常識は15年で変わる、世間の常識にとらわれず自分の頭で考えろは共感です。

  • <目次>
    はじめに
    第1章リーマンを超える危機が到来する必然
    第2章過去の危機では何が起こっているのか
    第3章危機の際にどう行動すべきか
    第4章お金持ちになるために大事なこと
    第5章私の生き方
    第6章世界がどこに行くのか
    第7章未来の正しい見方ー社会の常識を疑え
    訳者あとがき

    p2 終わりの始まり
    P19 バブルは常にはじける


    一連の最近発刊のジムロジャース本の中で、なぜ一気読みが
    できなかったのか?
    文章がダメである。
    訳がダメ、同じ文章がちかいところで何度も出る、インタビューの推敲がなされていない、などが原因。
    もっとちゃんと構成すれば、いい内容なのに、日経BPが
    ダメ。

  • 歴史を踏まえた、きわめて真っ当な
    世界の見方。

    戦争で最初に犠牲になるのは真実、
    貿易戦争に勝った国はない、など
    噛みしめるべき発言は多い。

    底値で動く著者が
    日本を注視しているのが
    住む人間としては複雑…。

  • ウォーレンバフェットに並ぶと言われる、投資家ジムロジャーズの、コロナ期間に書かれた本。リーマンショックも、ブラックマンデーも当ててきた危機の感度が高いと言われる彼の未来予測。

    詳細は下記。
    https://note.com/t06901ky/n/n2e07b460f99d

  • ジム・ロジャーズ氏へのインタビューをもとに書かれた本。

    ・閉鎖的な国は衰退する
    ・中国の深圳がテクノロジーで世界をリードするようになる
    など、様々なテーマを広く語る書籍。

  • 何に投資したらいいか、具体的には教えてくれない。
    何に投資すべきかは、自分の頭で考える必要があると説いた本。
    さりとて自分の頭で考え、行動に移すのは難しいし、勇気がいることだ。
    いろいろ考えているうちにわからなくなってきて、何にも投資できない。

  • 伝説の投資家ジム・ロジャーズが、これから起こるであろう危機の時代を生き抜く知恵を語った本。

    歴史と哲学、2つの教養を身につける。その上で、2つ以上の情報源から物事を分析する。これが危機の時代を生き抜く知恵と言えます。

  • 歴史から学ぶジム・ロジャース氏の洞察の深さを尊敬する。歴史は15年程度で変化している。ロジャース氏の他の著書も読んでみよう。

  • 中国、ロシアに期待している理由がわかる。
    また、危機の前にはドル、危機が起きた後にはゴールドを買うといい。

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著者プロフィール

■著者略歴
ジム・ロジャーズ(Jim Rogers)
1942年、米国アラバマ州生まれ。イェール大学で歴史学、オックスフォード大学で哲学を修めた後、ウォール街で働く。ジョージ・ソロスとクォンタム・ファンドを設立し、10年間で4200パーセントという驚異的なリターンを上げる。37歳で引退した後、コロンビア大学で金融論を指導する傍ら、テレビやラジオのコメンテーターとして活躍。2007年よりシンガポール在住。ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロスと並び世界三大投資家と称される。 主な著書に『冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界大発見』(日経ビジネス人文庫)、『危機の時代』(日経BP)、『ジム・ロジャーズ 大予測』(東洋経済新報社)『大転換の時代』(プレジデント社)がある。

「2023年 『捨てられる日本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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