聖女の魔力が使えません!~かわりにおいしい手料理ふるまいます~ (ベリーズ文庫) [Kindle]
- スターツ出版 (2020年5月10日発売)
本棚登録 : 18人
感想 : 4件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (267ページ)
感想・レビュー・書評
-
料理家助手のいずみは聖女に転生したが、魔力が使えないため聖女をクビになってしまう。得意の手料理を作ると、おいしいと評判になり...。
つらい思いをしたいずみに優しく接してくれる方々がいて良かった。思いやりにほっこり詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2020年、267ページ。
ネット書店の評価はけっこう高い。
なんとなく読んだような気がするが、異世界で料理という題材は珍しくないから。
そのうち読むかもしれない。
[追記]読了。読んだことはなかった。
つまらないと断言するほどではなかったが、ここが良かったという点も見当たらない。
本作のテーマは何だったのだろう。題材も物語の構造もヒロイン・ヒーローの人物像もすでにどこかで読んだものの焼き直しに過ぎないと感じた。
また、恋愛に関しては、R15レベルの話はやはり説得力に欠ける。大人なシーンを何ページにも渡って微に入り細に入り描写しなければダメというわけではなく、ヒロイン・ヒーローの心情を描くのにR15レベルだと何がそんなに幸せなのかわからない。レベルの問題ではないかもしれないが。
あと、この作品に限らず、異世界トリップしたヒロインは好感度の高い人物になりがちな気がするのだが、本作はその変化が突飛に感じた。トリップする前は卑屈でうじうじしてて向上心が低い女性だと感じたのに、結婚後は……。1人の人間の連続性を感じなかった。
特段興味を引かれなければ今後ベリーズ文庫もこの作者さんの著作も再び触れることはないだろう。
全4件中 1 - 4件を表示