イシューからはじめよ ― 知的生産の「シンプルな本質」

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  • Audible Studios (2020年8月14日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • 正直、深いところまでは理解が及ばなかったが、イシューという解決できていない、白黒はっきしりない問題をまず明確にすることが大切なようだ。知識を必要以上に集めても意味がなく時間の無駄というのは心に留めておきたい。

  • 生産性の高い「バリューのある仕事」を行うための、取り組むべき課題(イシュー)の選択に関して説明されている。膨大なタスクに飲み込まれそうになったら意識しておくことで、生産性が上がりそう。
    Audibleで拝聴。

    【ポイント】
    ・バリューのある仕事とは、アウトプットの質だけでなく、問題の質も高い仕事。
    ・良いイシューとは、①問題解決時の影響力が大きい、本質的な選択肢であること、②前提や常識を疑う、深い仮説であること、③解決し、答えが出せること
    ・イシューに取り組む時には仮定をすること。仮定により、イシューの分析を行う。仮説を立てて調べたら言語化する。言語化できない部分は、仮説の不足部分。

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著者プロフィール

慶應義塾大学 環境情報学部教授。ヤフー株式会社 CSO(チーフストラテジーオフィサー)
データサイエンティスト協会理事・スキル定義委員長。東京大学大学院生物化学専攻にて修士課程終了後、マッキンゼー入社。4年半の勤務後、イェール大学脳神経科学プログラムに入学。2001年春、学位取得(Ph.D.)。ポスドクを経て2001年末マッキンゼー復帰に伴い帰国。マーケティング研究グループのアジア太平洋地域中心メンバーの一人として幅広い商品・事業開発、ブランド再生に関わる。2008年よりヤフー。2012年7月よりCSO(現兼務)。全社横断的な戦略課題の解決、事業開発に加え、途中データ及び研究開発部門も統括。2016年春より慶応義塾大学SFCにてデータドリブン時代の基礎教養について教える。2018年9月より現職。内閣府 総合科学技術イノベーション会議(CSTI)基本計画専門調査会 委員、官民研究開発投資拡大プログラム (PRISM) AI技術領域 運営委員、数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度検討会 副座長なども務める。著書に『イシューからはじめよ』(英治出版、2010)

「2020年 『シン・ニホン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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