パン屋ではおにぎりを売れ 想像以上の答えが見つかる思考法 [Kindle]

著者 :
  • かんき出版
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感想・レビュー・書評

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  • 「ノートとペンがあればどこでもできる自分会議」確かに最近は、スマホの影響でどの隙間時間もスマホ時間となっている。だからこそ思考する時間をあえてスケジュールに組み込む。

    「言葉貯金」に「思考貯金」、常に考えていなければできないこれらの貯金、少しずつ貯めていこう。

  • 私は考えるのが不得意なので、アイデアを生み出す事や、問題をどう解決するかや、課題にどう取り組むか、などの考える事に対して苦手意識を持っていました。
    でも、この本にはそういった事に対して、どう考えたらいいのか(=how to)がたくさん載っていて、また、例を挙げながら解説してあって、とても分かりやすかったです。
    明日から少しずつ実践してみて、「考える技術」を身につけたいなと思いました。

  • 本書で紹介されているような思考法をすぐに身につけるのは難しいと思いますが、考えることに行き詰まった時たくさんのヒントを与えてくれると思います。

    自分としての本書の魅力は「考えること=広げること+深めること」のように、なんとなく自分の中に元々あったものが言葉で整理されて、視界がクリアになるというようなところかなと思います。

  • 『広げる』『深める』→思考観覧車を使う。
    ノートに書く、日頃から見たもの聞いたものについて考える練習をするなど、特別に何かをする時間を作るのではなく、日常の中に少し(数分でも良い)考える時間を作ると、自分の思考力が鍛えられるのだとかわった。運動もそうだけど、こういうことを習慣化できることが良い結果につながりやすいと思う。

  • アイデアを生み出す、必要な思考法をわかりやすく伝えてくれています。「考える」とは「考えを広げる」+「考えを深める」の2つの観点であるとし、それぞれの方法論をまとめている。アイデアの生み方は人それぞれだと思いますが、筆者は、編集者として本を世の中にリリースし、ヒットを数々生み出してきた実績のある知恵を、体系化してわかりやすい言葉でまとめてくれています。

  • アイデアを生むための思考法は誰でも訓練すれば使いこなせる、考えるという筋トレをする
    .かけ合わせ法
    .ずらす法
    .あったらいいな など…
    思考練習「しこれん」を日常生活で行う

  • 大義名分があると大胆な行動に出れる
    考え方次第で売れないものが売れる

  • 久しぶりにビジネス本を読んだ。
    特にビジネスとは謳っていないが、
    そういうイメージ。
    発想の転換、視点をずらすノウハウなど
    人生論としても読める。

    1.「考える技術」として3つのルールは
    新鮮だった(P87)
    ①ゴールを決める
    ②インプットして現状を整理する
    ③考える(広げる+深める)

    2.糸井重里の「ほぼにち手帳」の話も
    良かった(P32)。
    「手帳を使い、そこになにかを考えて
    書き込むことを繰り返すといいことが
    たくさんある」(P33)
    「わたしはスマホを持ってないんだ」
    『成瀬は天下を取りいく』(宮島未奈)の
    主人公の言葉(P169)を思い出して
    嬉しくなった

    3.そして最後にこれ。本書の真骨頂かな
    「まっ白いノートに考えたことを書いていく
    ことのすばらしさ」(P194)
    スマホやPCではなく、ノート書きの重要性は
    私的にも感じていたし、日常そうしていたが
    ノートの1ページを真ん中で区切り、
    メモ帳代わりにいろんなことを書き込んでいた。
    これだと文字は大切にできるが全体を俯瞰すること
    に難があった。「まっ白いノート」というのは
    視覚に訴える。参考にしよう

    4.最後と言ったが、もう一つ。
    これは名言だなと思ったこと
    「なにかに熱狂しろと言われて
    熱狂できるものじゃない。
    熱狂は気づいたらしているものだ」(P221)
    ミスチルの
    「愛はきっと奪うでも、与えるでもなくて
    気がつけばそこにあるもの」(『名もなき詩』
    を思い出す。
    先日ゴルサバで月間女王・小林光希に
    解説プロが「表情に乏しい」と指摘していた。
    それが彼女の飾らない個性なのに、
    ガッツポーズの「練習」まで勧めていて、
    それってどうなの?と思った。
    そういうこと。

  • イノベーションを生み出す考え方を教えてくれる本。

    3つのキャリアを掛け合わせて自分をブランディングするのは、他の本にも書かれていた。

    数珠繋ぎ連想法は得意かも。

    オリジナリティはマネ×マネ×マネ、というのは覚えておこう。

    様々な手法があって覚えきれない。何度か読み直そう。

    ・「思う」と「考える」は違う。
    ・論理的にも非論理的にも考えてみる。
    ・考えることを習慣化する。
    ・悩みに対してゴールを設定する。
    ・迷ったら「そもそも」に戻る。
    ・疑う、信じない、ツッコミを入れる。
    ・価値をずらす。
    ・二択より一石二鳥。
    ・集めて纏めて整理する。
    ・ドラえもんにお願いするつもりで、あったらいいな、を考える。
    ・いいところや強みを見つけるには360度分解法、真ん中にテーマを書き、周りにジャンルを書き、それぞれについて書き込む。そしてそれを逆にする。
    ・ネガティブをポジティブ化する。
    ・自分ごと、あなたごと、社会ごとを結びつける。
    ・ゴールまでの双六を作る。
    ・正体探しで曖昧なものを顕在化する。
    ・言語化したものを魅力的な表現に。

  • アイデアを出す方法がこういう形であるなんて新鮮だった。オーディブルで楽しく聞いた。

    以下メモ

    考える 広げる 深める

    非論理的思考で考える
    遊び心も加える 人は正しいことだけでなく楽しいことも好き

    二者択一ではなく、ブレンドする
    いきなり考えず、まず目的の確認をする
    手段が目的化していないか、そもそも…から考える

    ○掛け合わせ法 言葉と言葉を合わせる うんこ漢字ドリル 新しさと共感 レア化
    ○数珠繋ぎ連想法 既にあるものに対する価値の再定義
    ○ずらす法
    ○脱2択
    ○まとめる法
    文具女子博 ゆるキャラ
    ○あったらいいな
    自律神経が整うCD、目が良くなる本

    ターゲットをずらす

    ●360度分解法 強みやいいところを見つける
    ●ポジティブ価値化
    欠点は長所に変換可能 発泡酒のブランディング 問題の本質を捉えて解決すること
    ●自分ごとあなたごと社会ごと
    説得する時 意味付け 行動の後押し
    ●すごろく法
    ゴールまでのすごろくを作る=戦術
    ●正体探し
    無意識の正体を探す サンリオの推しキャラごとのマーケティング こういうものが欲しかった 比較する
    ●キャッチコピー法
    言葉のストック

    性悪視点が必要か
    差別化する 選ぶ側が他の商品と吟味しているという前提

    思考練習 しこれん

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著者プロフィール

編集者、コンテンツマーケター。
◉――1968年生まれ。東京都出身。聖光学院高等学校、慶應義塾大学文学部卒業。読売広告社を経て出版業界に転職。ぶんか社、アスキーを経て現在、株式会社アスコム取締役。
◉――長年、雑誌と書籍の編集に携わり、これまで企画した本やムックの累計発行部数は1000万部以上、10万部を超えるベストセラーは50冊以上に及ぶ。現在は本の編集だけでなく、編集という手法を活用した企業のマーケティングや事業構築、商品開発のサポート、セミナーや講演など多岐にわたり活動。初の著書『パン屋ではおにぎりを売れ』(小社)はベストセラーに。
◉――趣味はサッカー観戦と歩くこと。サッカー観戦は毎年30試合以上をスタジアム観戦するほど。

「2021年 『バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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