消えたママ友 (コミックエッセイ) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • ランキングに載っていたが知らなかったので読んでみた。世のママたちはこれを楽しめるの??狭い世界を突きつけられているのに??名前をちゃん付けで呼び合ったり、「他人のことはわからない」と分別ありそうな言葉で互いに思考停止させあったり…ちょっと正視できないグロテスクさ。
    ちょっと意地悪過ぎますかね感想…すんません…

  • 前に読んだことあった気がしたけど面白かった

  • ネットで読んで、どうしても続きが気になってしまった。絵柄がゆるかわなんだけど、家族や夫婦についてちょっと考えちゃう作品。

  • 消えたママ友の置かれてる状況から、オチは推理出来た。

    自分のことをちゃん付けで呼ぶ、よその旦那さんは気持ち悪いなと私は思う。

    つばさくんが、
    なぜ死んだ虫を入れた箱を祖母にあげたのかそれはわからなかった。

    有希ちゃんはこのまま逃げるしかないと思うけれども、つばさくんは何も悪くないので、なるべく真っ当な人生を歩める環境になれば良いなと思った。

  • 正直“くだらねえ”とおもうきもちは自分の中にもあるけど他人のことだから。
    こういった、ママ友系みたいなジャンルって他を多くは読んでないので偏見あるけど、ママ友系の中でほんとうにママ友界の当事者の目線で描かれるものは少ないとおもう。ママ友界で起こるあらゆることを題材にはしていても描く方に、自分のような“くだらない。”というきもちがあったり、もしくは被害、そうそう、だいたい被害者と加害者がいる関係性になるというのもある、にあうひとだけが“まとも”であとやばいとか、基本、奇行系の読み物ってかんじ。

    その世界どっぷり系みたいな話って自分も入っていかないとどうしたって“だから?”みたいなきもちになるので入っていける環境がそのおはなしにあるのか?というの重要。原作読んでないのに例にあげてなんだけど『半沢直樹』とか地球を救うくらいのテンションでおじさんたちがわーわーやってるわけで、でもそこで展開することに手に汗にぎったりする。自分は関係ないのに。
    『消えたママ友』の目線はママ友系よりかはそっちに近くて“えー。あたしだったらそんなこと気にしないけどなぁ”とおしまいにはできない当事者感がある。

    ママ友って、たぶん“同僚”ってかんじなんだろう。ある意味身内だし共に過ごす時間は長いし求めて出会ってるわけじゃないけど共通の話題はある。というような。
    おはなしの中で夫に“なかよしだったママ友が失踪してしまった”と話すとこがあるんだけど夫結構「ふーん」てかんじで、そのきもちもわかるけど一緒のチームで仕事してた〇〇さんが失踪、だったらもうちょい「ええっ」てなるんじゃないかな。そういう、軽く扱われがちでありつつ生活に密接に関係してくる人間関係のひとりが欠けて、残されたひとたちはどう感じてどうなってゆくのか、なぜあのひとは失踪してしまったのか。というおはなし。
    絵が、かわいい。ささっと書いてるじょうずな絵風のかわいらしさでそれがまた、この話の重さとか「あーもういい。それ聞きたくない」みたいなきもちにさせる描写をするすると読ませるので余計に読み終えてからずーんとくる。休憩はさまなくて大丈夫な気にさせる。

    この、おはなしに限らないけど失踪するとか自殺するとかみたいなほどに追い込まれる悩みやつらさってそこに至るまでのどこかにぜったい“どこに出しても恥ずかしいばか要素”があるとおもう。
    「そんなことするからじゃん、ばかじゃん」みたいなこと。そのばか要素があるから余計に言えなくてそうなるんだよね、とおもう。
    わたしは、ばかでも死なない方がいい、とおもっている。せめて自分の近くのだいじなひとだけでも。

  • 「妻が口を聞いてくれません」を読んでハマり、野原さんのマンガを他にも読んでみたいと

    思い即購入しました。



    こっちはちょっとミステリーの要素もありながら、「ママ友」という大人になり結婚し

    そして子どもができてから、「子どもの母親としてできる友だち」

    という微妙な関係がすっごくリアルに描かれています。



    読み進めていくうちにそれぞれのある闇の部分とそこからの解放

    色々と考えさせられる内容です。

  • 読んでる間、ずっと胸が苦しかった。私の知らない世界。
    結婚しなくて良かった、子供生まなくて良かった、と思ってしまった。ママ友、怖い…しんどい…。

  • こわっとおもった
    ままともとはいえ、これくらいきちんと話はできるんだ(上辺だけじゃないんだ)
    とはいえ、すごい薄っぺらい関係なんだろうけど
    不倫はこわい 〇〇ちゃんの夫にときめいていた、なんて絶対だめ
    ゆきちゃん、すごいドラマ こわい

  • 若干胸くそだけど、最後、子どもがしてやったりな感じになって気が済んだ。

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著者プロフィール

イラストレーター、漫画家。著作に『消えたママ友』『ママ友がこわい 子どもが同学年という小さな絶望』『離婚してもいいですか?』『離婚してもいいですか?翔子の場合』(KADOKAWA)など。 http://ameblo.jp/nohahiro/『野原広子のブログ』

「2023年 『赤い隣人~小さな泣き声が聞こえる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

野原広子の作品

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