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感想・レビュー・書評
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流して読みましたが、良かったです。
当たり前のことばかりが書いてありますが、発見が一つでも、二つでもあればしめたものと思って見ていると何かが見つかります。
今まで軽視していた箱ひげ図。これは為替レートを表すためのものと思ってたら、全然違いました。これからはもっと使っていきます。他はアイデアをいくつかもらいました。ダッシュボードのサンプル的なものから使えそうなものがいくつかあったのでそれを実装できるか試してみます。また、普通の棒グラフや折れ線グラフも工夫すれば面白い見せ方ができるかもというヒントもつかめました。
この本はtableauベースなので、looker studioに完全実装はできないかもしれませんが、いいヒント、アイデアが得られて良かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
視覚化の技術が網羅されている。
男性では5%もいる色覚異常者にも識別できる色遣いに配慮する。赤と緑の視細胞がX染色体上にあり、男性の異常率は高いので、赤と緑を同時に使うことは避ける方がいい。ダイバージェントカラーなど同時に使う色は、赤と青がよい。
ベースカラーには寒色系やくすみ調、強調カラーにはパステル系を、アラートには赤・緑・オレンジなどの濃い色がおすすめ。ベースカラーを7~8割、メインカラーを1~2割、強調カラーは5%が目安。
可読性の赤いフォントを用いる。
Century Gothic
Arial
Trebuchet MS
Verdana
Time New Roman
Lucida sans
Consolas
Segoe UI
メイリオ
ヒラギノ角ゴシック
量:棒グラフ、パックドバブル、レーダーチャート
割合:積み上げ棒グラフ、円グラフ、ツリーマップ
時間推移:線グラフ、棒グラフ、スロープチャート、エリアチャート、ヒートマップ
分布:ヒストグラム、箱ひげ図、バタフライチャート
ランキング:棒グラフ、バンプチャート
関係性:散布図、棒グラフと線グラフ
差:分岐棒グラフ、分岐線グラフ
地理空間:コロプレス、比例シンボル、ドットマップ -
データを視覚化する機会のある人は一読しても良いかと思う。
聞き手に何を伝えたいのか、そうするためにはどう言ったグラフをどのように使用すべきなのか、曖昧な部分が解消されたようであった。
ただ、筆者がtableauユーザーであるため、少し、自分には内容が入ってこなかった部分もあるが、日ごろからデータを扱い、視覚化している人にはスッと入ってくるのではないだろうか。
私自身も、簡単なデータまとめや提出書類にグラフや図を使うこともあるので、たまに読み返すためにも、本棚に入れておこうと思う。 -
データ視覚化の効力を色んな作品を通じて感じられた。また実務上のポイントもまとめられており分かりやすい。何より目的とオーディエンスに応じた情報設計の仕方が大事ですね。
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3.0
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初心者向けで分かりやすい。Tableauの事例が多い。CS448Bの後では物足りなかった。