音速の刃 (文春e-book) [Kindle]

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  • 三沢冲での戦闘訓練中のF-35の墜落事故。「航空機の事故には必ずウラがある」とプロローグを締めくくる。本文に入りこの関連が読み取れなかったが、最後にそういうことかと唸った。航空機メーカー四星は自社製ビジネス小型機YBJと空自さすに供給しているTF-1の単座ステルス化しアグレッサ用に改造が進む。技師やテストパイロット、管理職とのあれこれとTF-1Aのテスト飛行での死亡事故。前半は航空機の専門用語など退屈だったが、後半は一気に加速して読めた。天下りのパイロットと部長の乗り組んだYJBの墜落。「ウラがあった」

  • 【航空機事故のウラを見抜いて、開発を遂行せよ!】F―35墜落事故しかり、航空機の事故にはウラがある! 様々なトラブルを乗り越えて、民間ジェット機開発に挑む技術者たちの物語。

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著者プロフィール

1963年長崎県生まれ。東京大学工学部航空学科卒業。大手メーカーで航空機の設計に携わる。1997年よりフリーのデザイナー。2014年『推定脅威』で第21回松本清張賞を受賞しデビュー。他の著作に『ミステリーは非日常とともに!』『リヴィジョン A』『ドローン・スクランブル』『ファースト・エンジン』『絶対解答可能な理不尽すぎる謎』『音速の刃』。

「2022年 『天空の密室』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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