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感想・レビュー・書評
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『小さなチーム、大きな仕事』が良かった37シグナルズからリモートワークの実例と導入への示唆。精神論的なところが大きいけど、そこが大事なんだよね。特に顔を合わせた者同士だからこそワークするという意識が根底にあるのが、実情に合っていて良い。自分の組織では、みんな出社したがってなかなかリモートに移行できない点が悩みなんだけど、リモートで出来ないタスクの洗い出し(僕なら小切手とかへのサインとか?)や、率先してリモートワークをしてみることが必要か。
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何か示唆や教訓のある内容ではない。
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これらの記事がきっかけ。
[「リモートワークの達人」を読んだ、そして悔しい思いをした - Magnolia Tech](https://blog.magnolia.tech/entry/2020/11/09/004356)
[「リモートワークの達人」はコロナ禍において日本の全社会人が読むべき本|吉村 総一郎 (sifue)|note](https://note.com/sifue/n/n4a4fbbf09596) -
リモートワークは手段ではあるのだが、それをつきとめることで、マネージメントのあり方だったり、社員が価値を最大限発揮できる環境づくりに繋がっていくんだなと感じました。
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リモートワークを行うための準備や、ワーク中に気をつけることなどを書いている。
仕事をする上でリアルを置いていくことは出来ないし、私達もそういう生き物ではないので、うまく切り替えたりするためのガイド。 -
やっぱり対面じゃないと…みたいなトピックを論理的に「そうじゃないよ」と解説してくれていて良かった。
自分にとってはあまり新しい発見は無かったけど、リモートワークに慣れてないフェーズの組織のマネージャーとかが読むと良さそう。 -
コロナ禍で一気に一般化したリモートワーク。
これは『強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える「働き方革命」』をタイトルを変えて文庫化したもの。もともと2013年の本なんだけど、昨今論点とされていることは、ほぼすでに出尽くしているのではないか。
リモートワークができる仕事とできない仕事の関係についての議論はないようで、そこが2020年のリモートワーク問題なのかもしれない。これは企業の内部の問題ではないので、社会の問題としてのリモートワークということだろう。 -
気に入ったところ
・進み具合を共有する
・仕事の印象ではなく中身で評価する
・ミーティングを減らそう
・孤独は人を狂わせる。仕事以外でも誰かと会おう。外に出よう。
・働き過ぎないように、1日の働きの区切りをつけよう。働きが不足していたら?5Whysで原因を分析しよう。ずっと働くペースをつかもう。
・顧客の不安を取り除く。何を聞いても構わないことを伝える。こまめに成果を出す。顧客を巻き込もう。共同のオンラインスペースでスケジュールを共有し、こまめにFeedbackを送ろう。意見を聞こう。
・前向きな人間を集めること。ネガティブな気持ちは伝染する。
・自分で無理のないスケジュールを立て、定期的に進み具合を報告し、あいまいな要求をきちんと成果物に落とし込まなくてはならない。
・1on1をしよう
・1日のリズムを作ろう。着替えたりして気持ちを切り替えるとなおよし。 -
やればできることは、コロナ禍の対応で実践せざるを得なかったことで広く証明された。
ただ、リモートワークのほうが効率が上がるという職場は、少数精鋭で各自が高い知識レベルで仕事を回しているような事業に限られるのではないかとも思った。