ミライヲウム [Kindle]

著者 :
  • 小学館
2.67
  • (0)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 10
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 好きな人に触れると未来が見えてしまう、それもよくない未来が。そんな凜太郎が大晦日の夜にキスされて見たものはとんでもない未来だった…。それまでいくら女性に告白されても断り続けた彼が変わる。女性視点も挟まるために、甘酸っぱいながらも不穏も感じてハラハラした。彼は未来を変えられるのか。すごい勢いで一気に読んだ。二度読みミステリという冠に惹かれて手に取ったが、(それも嘘ではないのだが)物語の肝はそれだけではないと思う。生きることへの向き合い方を考えずにはいられない。ミライヲウムという題名が読後ぐっと沁みてくる。

  • ジャケ買いした一冊だったが、私にとってはハズレだった。ページ数が思っていた以上に少ない。強い売り文句がある本は、駄作なのかもしれない』落涙とのことだが、滴の一つも垂れなかった。表紙のイメージとはかけ離れている。鮮やかではない。
     少々無理のある種明かしだと感じた。ミステリーになっていない。なぜ、あいつは生き残ったのか分からない。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

著者:水沢秋生(みずさわ あきお) 1974年、兵庫県神戸市生まれ。
出版社勤務などを経てフリーライターに。
2012年、第7回新潮エンターテインメント大賞を受賞した『ゴールデンラッキービートルの伝説』でデビュー。
青春の残酷さと美しさを描いた傑作『プラットホームの彼女』が話題となる。
主な著作は『運び屋』『わたしたちの、小さな家』『俺たちはそれを奇跡と呼ぶのかもしれない』など。

「2018年 『あの日、あの時、あの場所から』 で使われていた紹介文から引用しています。」

水沢秋生の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×