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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (237ページ)
感想・レビュー・書評
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いじめという事象について、これほどまでに論理的構造的に分析解説されている文章はこれしかない。信じられないような非人道的な事が行われる仕組みについて、理路整然と分析されており、目から鱗だった。と同時に、立場、環境に応じて自分が被害者にも加害者にもなりうる事実に戦慄を覚えた。いかに、いじめを産み出さない環境を作り中間全体主義を排除していくかの追求実現の必要性はこのご時世だからこそ、鬼気迫るものを感じる。
にしても、著者は言葉選びのセンスが抜群にいい。抽象的な内容も見事にマッチした比喩により、イメージしやすくなっている。我々が体制に乗っ取られるのを寄生虫に例えるのなんて、まさに言い得て妙である、詳細をみるコメント0件をすべて表示
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