ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち [DVD]

監督 : キム・グエン 
出演 : ジェシー・アイゼンバーグ  アレクサンダー・スカルスガルド  サルマ・ハエック  マイケル・マンド  サラ・ゴールドバーグ 
  • インターフィルム
3.37
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4547286410476

感想・レビュー・書評

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  • 自分的には、とても好きな作品でした。
    株にも疎いし、しかも、海外の株取引(株の知識や実際に株取引をしている方々は周知の事実とされた話しなのかもしれないが…)
    このネットワークを実現させる為に、こんな苦労、偉業があったとは⁉︎ 無謀だけど、挑戦することへの執着心に驚きとともに感心させられた。
    現代では当たり前のような事になっているネットワークにしても、当たり前のような感覚が当たり前になっている事自体、恐ろしい気もするが、
    何にしても…そんなとんでもないような発想、偉業があった事を知るのは、新鮮で面白いと思う。
    「ソーシャル.ネットワーク」で早口でキレたセンスを感じさせ、驚かせたジェシー.アイゼンバーグが、主演で、勿論、あの早口も健在!
    早口なのにきっちりしていて話す内容が分かりやすく、嫌味がない 凄いわ!と感じる私だが…
    実際の映画の中の役柄に於いては、目的の為には、手段を選ばず、早口で捲し立てて、道理を通そうとしているように見られるかもしれないけれど、それも含めて、彼の持ち味が生かされている気がする。

    映画の内容とは、全く関係ないが…
    実は、家族間だけで分かる(主人と自分だけ、)
    ジェシー.アイゼンバーグの事を勝手に ニノって呼んでいる(ニノは、嵐の二宮和也のこと)
    最初は顔も似てたけど、最初に観た頃から童顔なのか?ずっと変わらない感じ…少年とは言わないまでも青年らしさが、見た目のみ自分の感覚の中で、
    あ、ニノが主演映画だよ(これで通じる(笑))
    ジェシー.アイゼンバーグの映画は基本的に大好きで、童顔で頭の切れる天才肌的な役柄が合っていて
    上手い俳優さんだと思っている。
    実話をもとに描いたとされる作品にも、かなりハマっている彼の演技が作品を面白くしている。

    しかし、この作品のジェシー扮するヴィンセントの従兄弟のアントン役の俳優さん、この作品では、頭脳明晰な天才肌だけど、運動能力はあまりないような、行動においては、鈍臭さそうな役柄であるが、”ターザン”の人なんだぁ!と知ってビックリ!
    ラストは眼鏡をとって優しそうなイケメンな顔がのぞいてたけどね。
    そして、ラストの場面には、とても感動させられました 泣けました。 少しセリフは間違えてるかもしれないけど…
    「自分の人生があと、16ミリ秒しかないとしたら
              どうなんだろうなぁ」
    「分からない」
    「100年くらい生きた人のように、
             感じるんだろうなぁ」
    彼の言葉には反省というより、挑戦したことが続けられない悔しさが滲み出ているようではあるけど…
    泣けた、って言うのは、自分の感傷的な部分に触れた気がしたからだとも思う。

    プロジェクトって1人では出来ない、多くの人が、かかわって成し遂げる偉業だ!
    「遅すぎた!失敗したしたんだ。」って言う 
    ヴィンセントに仲間が「そんなことはない!そこで生まれたもの、教訓があっただろ」って…
    失敗してこその教訓もあるし、成功を目指しての夢の価値だってある
    しかも…こんなとんでもないプロジェクトに付き合ってくれる仲間がいるとは…、それ自体凄い!
    何かに立ち向かってる瞬間、瞬間が大切な時間だなぁって感じられた作品だった。
    どんな事も、努力と信念、仲間に、まわりに支えられて生きている
    この作品はこんな無謀な計画を果たそうとして、傷つけたり、無駄にしたものを問うというより、初志貫徹の挑戦の物語であり、感動作品という形でもないように思える。
    しかも、補足説明みたいになるが…
    この映画の監督であるキム・グエンは、株の取り引きがどのような形態になったのかを映画として撮りたかったのではなく、
    「秒を競い合う人々が、スローライフを取り戻すことが大切であると思い出せる映画」を撮りたかったのだという記事を見ました
    まさに、キム・グエンが願ったような、
    何が一番大切なのか?を考えさせられ、こちら側に問われるような仕上がりになっているのではないかとも思えました。
    原作本からは実話に忠実ではなかったらしいとの話しもありますが、映画ならではの高揚感や学ばされる部分もあったように感じられた。

    株取引で年間500億円以上の儲けを確実に手にするため、あるプロジェクトを実現させた男たちを描いた実話をもとにしたドラマ。ニューヨークで株の高頻度取引を進めるトレス・サッチャー社で働くヴィンセントと、従兄弟のアントン。株の取引はミリ秒単位の差で莫大な損得が発生するため、彼らの会社もその遅延を減らすべく、システム構築に必死に取り組んでいた。ヴィンセントは、カンザス州にあるデータセンターとニュージャージー州にあるニューヨーク証券取引所のサーバーまでの直線距離1600キロに光ケーブルを敷くプロジェクトを思いつく。これによりアクセス時間が1ミリ秒の短縮となり年間500億円以上の収益が見込めると確信したヴィンセントは、アントンとともにプロジェクト実現のために走り出すが……。ヴィンセント役を「ソーシャル・ネットワーク」のジェシー・アイゼンバーグ、アントン役を「ターザン:REBORN」のアレクサンダー・スカルスガルドがそれぞれ演じる。

    • 5552さん
      hiromida2さん、おはようございます。

      ジェシー・アイゼンバーグがニノ!
      確かに似てる!
      びっくりして思わず書き込んでしまい...
      hiromida2さん、おはようございます。

      ジェシー・アイゼンバーグがニノ!
      確かに似てる!
      びっくりして思わず書き込んでしまいました。

      アントン役のアレクサンダー・スカルスガルド、イケメンなんですが、けっこうカメレオン俳優なんですよね。『ミニー・ゲッツの秘密』という映画で、とても嫌な感じのダメ〜な男を演じてたのを観た後に、あのターザン演じてたのを知ってものすごくビックリしました。

      彼のお父様もステラン・スカルスガルドというラース・フォン・トリアー監督ご用達俳優さんなんですよね。

      こちらの映画は株の映画だとのこと。
      わたしも株には全く無知なのですが、キャストが気になるので観てみたいです。
      映画って知らない世界を垣間見せてくれるから、いいですよね〜♪
      2020/11/23
    • hiromida2さん
      5552さん、おはようございます。
      コメント、ありがとうございます(笑)
      ジェシー.アイゼンバーグがニノ!ウケて頂き、嬉しいです 最初の頃は...
      5552さん、おはようございます。
      コメント、ありがとうございます(笑)
      ジェシー.アイゼンバーグがニノ!ウケて頂き、嬉しいです 最初の頃はもっと似てた(笑)アントン役のアレクサンダー.スカルスガルド、カメレオン俳優って…頷けます。
      この映画でも、全然アレクサンダーとは分からなかった!お父様は有名俳優さんでお馴染みの顔って感じですが、スカルスガルド家は、本当に役者一家(息子達はあまり似てない気がするけど…笑)ですね この作品のアレクサンダーも驚きましたが、実弟のビル.スカルスガルドもカメレオン俳優なのかしら?色々な役柄をこなしてます「シンプル.シモン」は好きな映画ですが、itのペニー.ワイズの役柄もこなしているんですよ!頼もしい俳優一家!ところで、この映画、株取引についてと言うよりは、ニノの(笑)得意なネットワークを実現するが故の偉業というか そこに係る人たちの物語り(実話をもとにしてるらしいのですが、)あらすじは観てのお楽しみという事で、是非観てほしいです。
      結構、感動してしまいます 株の世界を知らない私でも、全く株とは関係ない視点で、しみじみと胸を打たれました やってる事は大事業だけど、派手な作品ではない でも観る価値ある作品でした。
      2020/11/23
  • 狂ってる笑

  • 着地に失敗した作品。
    ノンフィクションのスリリングさと、天才二人の狂気がうまく描かれているものの、少なくともラストの二人の会話はどうにかならなかったのか?
    そして、資金援助した恩人の会社を潰しておいて、「Sorry」といわれても・・また最後に善人になったのも唐突すぎて白ける。
    主人公二人の演技がよかっただけに、残念な脚本が余計に悪目立ちしている。

    『ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち』(The Hummingbird Project)は2018年のカナダ・ベルギーのドラマ映画。監督はキム・グエン、出演はジェシー・アイゼンバーグとアレクサンダー・スカルスガルドなど。 0.001秒でも先に市場の情報を得るために1,600kmの通信回線の敷設に挑んだ男たちの実話を映画化した作品である。

    ストーリー:
    ヴィンセントとアントンは従兄同士で、共に高頻度取引に携わっている。2011年、2人はある計画を実行に移すことにする。その計画とはカンザス州にあるデータセンターとニューヨーク証券取引所の間(約1600㎞)に、最短距離である直線で光ファイバーを敷設することである。これによって、従来より0.001秒早い注文が可能となり、ビジネス面で大きなアドバンテージを得られると考えたのである。
    ところが、敷設に至るまでの道のりは決して平坦なものではなく、土地の権利保有者たちから光ファイバーを敷設する権利をやっとの思いで得た矢先、2人の計画を察知した元上司(エヴァ)から執拗な妨害を受ける羽目になる。しかも、ヴィンセントが胃癌であることが判明する。(ウィキペディア)

  • 奇想天外なプロジェクト、ということになるだが途中で怪しい方向にずれていく。結果的にああいうオチか、だった。
    それにしても計画性がない、という話だ。問題点はあらかたみえているのに、スポンサーもそこを何もつかないというのはおかしいだろ。

  • FBの印象が強すぎて、こういう早口で捲し立てるような役が本人にしか見えない。

  • ジェシーアイゼンバーグとスカルスガルドさんを見る作品。
    話自体はエジソンズゲーム的な?
    面白くはあったけど全然集中できませんでした。
    終盤にかけてはよかったです。
    ただジェシーアイゼンバーグいつも似たような感じだなと思ってしまう感じでした。

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