Project Hail Mary: A Novel (English Edition) [Kindle]
- Ballantine Books (2021年5月4日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (482ページ)
感想・レビュー・書評
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地球滅亡の危機に面し、死を覚悟のミッションを主人公がして見事地球を救ってヒーロー!!・・・というよくあるパターンかと思ったら(それでも良かったけど)、想像の範囲を超えた展開だった。
主人公のDrグレイスが異星人ロッキーと割と簡単に意思疎通が出来たり、別作品Martianのマークの様な皮肉満載キャラでもない点が少し不満だったが、全体に非常によく練られた作品。前作同様文系の私にはチンプンカンプンな科学用語で溢れているが、無視しても何ら問題ない。
数々の危機を乗り越えDrグレイスもあとは地球帰還だと思ったら、最後の方でに大どんでん返し!そっちに行くんですか・・・・・、と驚く。勿論最後の数ページで、それまでの疑問は解決し、未来の姿を予想させてくれる。
確かに成功確率の低い自殺的ミッションだけど、タイトルにHail Mary(一か八か)を入れてくる作者のセンスが好き。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
みんなのレビューを見て自分も読んでみようと思った作品。すっごく面白かった!自分1人では普段手にとってみようかなと思う作品じゃなかったと思う。
お話は主人公が眠りから覚めて「ここどこ?」「なんでここにいるんだろう?」から始まって、少しずつ主人公の置かれている状況が明らかになってくる。
難しい話や数式は出てくるけど、みんなが言うように、そのあたりは深く理解できていなくても読み進めることができました。
壮大な宇宙の中で主人公が巻き込まれるトラブルにドキドキハラハラするし、自分も宇宙に行った気持ちになりました。息苦しさを感じる場面とか苦しくなってくる(汗)でもどうやって解決するんだろう?って気になって読み続けられる。
アクションも面白かったけど、この本を一気読みできた1番の理由は、星を超えた友情が描かれていたから。
本を読んでいてこんなにも声に出して笑うのっていつぶりかなって思うくらいめっちゃ笑いました!
堅い話かなって思ってたのに、なんだろう、E.T.を観てるみたいな気持ちになった。(笑)
終わり方も想像を超えた終わり方で楽しかったです!
2024年に映画も出るみたいで、主人公がRyan Goslingと聞いてテンション爆上がりです♪
また、どうでもいい情報だけど、今日この本を読み終わった日がたまたまアースデイだったのでにやけてしまいました。((Happy Earth Day!-fist bump-)) -
知り合いが夢中で読んだというので、あらすじも何も知らずに読み始め、はまりこみました。これから読まれる方も、紹介文とかレビューとか日本語版の帯とか無視していきなり読むことをおすすめします。
それだとレビューにならないので、ちょっとだけ。
SFです。そして、最高の友情物語です。ラストが意外すぎて感動的です。「三体」とか「あなたの人生の物語」が好きな人にはぜったいおすすめです。
科学・化学的な単語が多いので、Kindleみたいな簡単に辞書がひける電子版がいいと思います。(無視して読んでも大丈夫とは思いますが) -
日本語版のオーディブルで聞いて、とても面白かったので英語版のオーディブルで聴きながら英語版の本を読んでいる。
わからない英単語や、日本語でも何を言っているのかわからない箇所はオーディブルの勢いで読みとばしながら楽しく読める。 -
原書の方もkindleセールになってたので購入。随分前に邦訳本を読んだがせっかくなのでw
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読書垢上誰もが絶賛しているSF小説
私もこの作品を絶賛します!
約1年ぶりに英語の原書で読んで1か月かかってしまったけど、最後は英語でも一気読み。
ネタバレになるからあまり詳しく書けないのが残念
でも本当に素晴らしい作品でした