ミステリと言う勿れ(7) (フラワーコミックスα) [Kindle]

著者 :
  • 小学館
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感想・レビュー・書評

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  • 一気に読んでしまった。引き込まれた。
    ページをめくるたびにドキドキしたのは久しぶりかも。

    ミスと嫉妬。
    とても悲しい気分になった。
    犯人は捕まってもスッキリしない。

    いつもの通り、整くんのおしゃべりは止まらなかった。

  • なんか哀しいお話やった。

  • だんだん読み慣れてくると、登場人物のちょっと不自然な行動やささいな言動が気になってくる。そして覚えておいたら案の定、後でそれが生きてきてるのを見て「おおっ」となる。

    今回も1巻から2巻で出てきたような山荘での話。ただ今回は拉致されたわけではなく、大学の先生からアルバイトとして声をかけられ山荘でのミステリーの会に参加することになった。また別の大学生レンくんも登場。ひょっとしてこの人も今回の事件に関係するのかと思っていたら…でもこのレンくん、また登場しそうな気がする。

    基本この話はミステリーなので、いくらネタバレと言われてもほんとにネタバレするわけにはいけないので詳しくは書きませんが、キーワードは「ストーカー」です。

  • 別荘でアルバイトな整。今回は星座マークのあれやこれは一旦おやすみ。アルバイト先でも名探偵な整は健在だ。天達先生は「微笑み爆弾」だ。頭でっかちな整を諭したり、諌めたり、背中を押したりする。素朴な疑問を口にしてしまう整は空気が読めないところもあるが「いっぱい考えて誰かに話そう」を守っているだけにもとれる。

  • 彼はとても大切なことをフラットにつらつら話し続ける。
    学校の先生になるという。この大切で希少な思想を社会人になったときどれほど発揮できるかが想像できない。私立学校ならできるだろうか。

  • 【Kindleにて購入】

    まるまる1冊、冬の別荘での謎解きの会の話。
    天達先生が出てくるから、整くんのバックグラウンドが垣間見れる。
    コナンみたいにてっきり恩師である天達先生が犯人かと思ってたから、ホッとした。
    同級生の子もこれから話に絡んでくるのかなー、楽しみ!

  • 整くんの大学の先生の5年前の真実が分かります。整くんの幼少時代の悲しい過去も分かり切ない巻でした。

  • 悪意よりミスの方が話せない人もいるんですね

    雪の降り積もる山の中の家で起きた事件。
    ストーカーが整君の先生の奥さん、そして心をケアしてくれた女性が死んだ場所の話。
    少しずつ整君の過去が出てきてる。
    嘘はつかないけれど、ホントの事も言わない。言う必要がないと思って射る整君と、ホントの事を言ってホントの事ヲ返してもらいたいレン君。二人の大学生コンビがアルバイトとして山荘に集まる人を見張るのだけど、

    ストーカーに山荘の場所が何故バレたのか?誰が教えたのか。そこを探る話。かと思いきや、そこからストーカーに執着している対象の場所を教え手殺させる手口の殺人の犯人の捜査に繋がり、それだけで終わらず全員を殺してしまおうとしている計画を暴くという3段活用はなかなか面白かった。
    でも、犯人の動機が時間が進むにつれて、アレヤコレヤと出てこられると、お腹いっぱいというか、言いたいこととかがぼんやりしてしまう。

    悪意よりミスのほうが話せない。
    頑張っても親の介護で、積み上げてきたものを手放さなければならない。
    周りを見渡せば同年代の人も友人も今を楽しんで生きている。
    ストレス発散として人の命を操るのは、心地よかっただろうか。

    犯人の心がぼんやりとしてしまって核心がわからない。わかるけれど、そこまで沢山このキャラに背負わせなくても良かったんじゃ?

    結局、誰も死なない山荘の事件。
    名探偵なら、殺人が起こる前に犯人を捕まえるでしょ。
    の展開。事件が起こる前に阻止したんじゃ、犯人が生まれなくて締まらないから、ストーカー殺人も加えたのだろうか。

    誰も死なない、雪山の山荘でのミステリクイズ。読んでいて楽しかった。
    題名の「ミステリと言う勿れ」に深みを感じられた巻だった。

  • 整の恩師喜和は天達先生の妻で5年前にストーカーに殺された
    天達先生の友達橘高が不注意からストーカーにキワの居場所を教えてしまい、罪悪感からその事実を伝えられなかった。それ以来、橘高は何度かストーカーに故意に情報漏洩してストーカー殺人を起こす。
    天達たちを殺そうとするも整が看破。

  •  ep10——5年前主婦殺しがあった山奥の別荘でゆかいな謎解き大会(という大前提からしてかなり異様なんだけど......)。そこでまた事件が、って話。
     トリックはともかく犯人の動機がいくら何でも、なあ......(´ε`;)ウーン…

     初期の頃のうんちく、雑学、屁理屈がどんどん減ってって、なんかもう別の作品みたい。整が蒙を啓いてやって刑事らが大感激、って展開がけっこう好きだったんだけどな......(´ε`;)ウーン…

    「グレイプニル」でおなじみの夾竹桃が本作でも大活躍( ´ ▽ ` )ノ。もうすっかり、トリカブトと並ぶ殺人植物界のスーパースターだな( ´ ▽ ` )ノ
    (以下続刊)
    2022/03/29
    #2932
     
     

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