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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (433ページ)
感想・レビュー・書評
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なかなか好き。
で、遺作になったのか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【あなたほど頼りになる探偵はめったにいない、良くも悪くも】(文中より引用)
寡作の作家・原尞による探偵沢崎シリーズの第5弾。料亭の女将の身辺調査を依頼される沢崎であったが、紳士然とした依頼人はその日から姿を眩ませてしまう。同時に、調査対象であった女将はすでに亡くなっていることが明らかになり・・・。沢崎シリーズが持ち味とするハードボイルド性はもちろん、新たな登場人物である海津が爽やかな印象をもたらしている快作でした。
次作も数年後になってしまうんでしょうか☆5つ -
古き良き…と呼ばれる、かび臭い前時代の探偵をどう感じるか。
それに尽きるのだろうな。
私は好きだけど、どうしても嘘くささが拭いきれない。
若者との交流もうさん臭さを感じ続けて気持ちが入っていかなかったな。
着地もちょっと中途半端じゃないか。
クソ悪党がいないんだもん。
巨悪に立ち向かう孤独な探偵、という構図が崩れたからかな。
ハードボイルドでありがちなんだが、結局みんないいやつじゃん、って感じになっちゃった。
それでも、まあ、原さん、次の作品を早よ!! -
ちょっと丸くなりすぎじゃあないですか、沢崎さん。
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