英語多読 すべての悩みは量が解決する!

  • 株式会社アルク (2020年10月1日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • ひたすら英語の本を次々読み続ける「多読」による英語学習法を紹介した書。著者は多読を推奨するNPOの理事。
    英語を学ぶ日本人は、英語にふれる量が圧倒的に足りていない。学校教育の中高6年間でふれる英文は8.5万〜10万語ほど、これはペーパーバック1冊分程度でしかない。

    外国語を学ぶにはとにかく大量にふれることが大事。そのもっとも手軽かつ有効な手段が多読である。

    多読三原則
    1. 辞書は捨てる
    2. わからないところは飛ばす
    3. 自分に合わないと思ったら投げる

    多読を続けるコツは、ひたすら楽しいことだけやること。辛抱、忍耐の「勉強」は続かない。楽しい、楽しいから続く、続くから英語力が溜まる、溜まるともっと楽しくなる。

    自分が読みたい本を読む。わからない単語に遭うたびいちいち辞書を引くと、面倒で楽しくなくなるのでそれはやらない。(ただし読み終わっても気になっている語があれば、引くのはかまわない)
    理解できないところは放っておいて読み進め、思ったよりおもしろくなかったらやめて次の本に移る。

    英語力がない人は絵本や児童書から始める。30万語あたりで効果を感じる人が多い。レベルの目安は100万語をひとつの区切りに。だいたいハリーポッターの全7巻の量に相当する。
    また映画やドラマを字幕なしで視聴する「多観」やオーディオブックなどの「多聴」も有効。

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