魔女と猟犬 (ガガガ文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 結構好みなお話でした。
    魔女に暗殺者……圧倒的な能力で悪役に回りがちな者たちが主役です。

    しかし一巻から悲劇な展開ばかりで、自分がロロだったら目の前真っ暗で狼狽えてしまう…


    エーデルワイスのキャラは案外良かったのに。
    カプチノ……!
    姫様はどうなっちゃうのか……
    全8巻くらいにはなる予感はするけど、続きがとっても気になる作品でした。

  • 「あなたは魔女でいい。魔女として生きていいんだ。」
    承認欲求的に最大のひと言だったんだろうね。

  • 今作の存在は既知だったのだが、
    作者氏の著作は「こうして彼は屋上を燃やすことにした」を先に読んでいた。クセのある青春快作であったが、こちらはゴリゴリのファンタジーである。

    つかみはオッケー。
    予想通りに展開しない展開こそ物語。
    落ちるとこまで落とす最悪の展開で終わったが、
    底辺からどう巻き返すのか、見届けたい。

    ちなみにアマレビュには後半がゲースロと同じというものがあり忌避感を催しているのが散見された。
    ゲースロの序盤は確かに面白いから好きな人には堪らんのかもしれない。

  • 1巻を読んだら意外な方向へすっとんで終わったので
    2巻まで読んでの感想
    大国の侵攻に抗するため王命により
    戦略兵器としての魔女を集めるべく
    各地を冒険する主人公のお話
    かなと思ったらそうでもなかったというお話
    表紙と巻頭イラストと1巻冒頭読んで
    超人ロックかルパン三世(原作)方式で
    なぜかイラスト貰ってるメイドがあやしいよね
    と思って読み進めたと正直に告白しておく
    とにかく1巻へいろいろ詰め込み過ぎである
    王弟陰謀有能凄すぎである
    2巻で能力バトルの解説が入り展開も定まって
    姫も寝てるので
    ようやく落ち着いて読めるようになった感じ
    1巻時点と2巻時点では大分感想が異なるが
    共通しているのは舞台設定描写が魅力的なところ
    ここまで3つの国が描かれているが
    どれもしつこくない描写で
    しっかり個性付けられていてすばらしい
    逆にいまひとつなのがバトル描写
    『円環少女』や『筺底のエルピス』と
    比べても仕方ないのかもしれないが
    魔法使いの数をよりしぼって
    もっと常人と隔絶した強さ感を出した方が
    2人の黒犬との比較からも良かったのではと思う
    とにかく構成をもっと整理して欲しいが
    独自味は充分あるので期待したい
    あと鏡の魔女さんが
    なぜあんなでーはーな格好をしているのか
    早めに解説してもらってすっきりしたい

  • 大国に立ち向かおうとする小国がとことんまで追い込まれる話。
    割と絶望的だからこそ、どうなるのか続きが気になります。

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