超多忙な弁護士が教える時間を増やす思考法 [Kindle]

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  • 時間を増やすためにどうするべきかが論理的に述べられていて説得力が凄くあった

    一貫して「取捨選択」の大切さを述べている。

    自分の価値観を知り、その上で優先順位を決める。そして、その優先順位の高いものから順に集中して取り組み、その他のできないことは潔く切り捨てる。
    このマインドが必要不可欠!

    自分は切り捨てることが苦手だから切り捨てることができるように意識的に取り組む。

  • 余計なことに時間を費やさないウィルパワーが大切、スマホが自分の時間を奪う、分かってはいるけど自分の意思が大卒なんだなと痛感。

  • 一日1%ずつカイゼンすることで365日後には福利で生産性が37.8倍になっている。ちなみに24時間の1%はおよそ10分。一日のどこか10分を、より良い習慣にカイゼンすることを習慣にしたいところ。

    まぁ、実際にはひとつの習慣を努力なしできるよう定着させるのに60日ちょっとかかるという論文もある(もちろんデザインの仕方によってはもっと少ない日数にもその逆にもなる)ので毎日10分のカイゼンを階段のように登り続けることは無理があるが、生活に取り入れたいif-then_planningがてんこ盛りだ。数ヶ月に一回程度、この手の本を読んで小技を貯めて、ひとつずつ試して定着を図ろうと思う。

  • 学び
    ・自分の得意分野で勝負する
    ・よく寝る。睡眠。
    ・25分インターバル (特にこれ)

    時間術のすべてが網羅されていると思った。
    自分の得意分野がわからない自分には少しもやもやが残った。

  • 多忙なスケジュールをやりくりする弁護士である著者が時間の使い方に関する考え方を21のエピソードを交えて紹介している.

    各自,睡眠・栄養・運動を確保し,やるべきことを取捨選択していきましょう.

    オーディブルで2h25m
    ===================

    ・計画にはバッファを持たせる。人間は24時間を理想的に使うことはできない(例:夏休みの過ごし方を立てる子供)

    ・取捨選択
     バフェット→やりたいことを25選ぶ、その中でやりたいことを5つ選ぶ、その5つだけをやって残りはやらない

    ・人間の意思力は有限 ウィルパワー
     決断を減らす 周囲の選択肢を減らす
     回復手段は睡眠、仮眠、瞑想

    ・シェイクスピア
     世の中には幸も不幸もない。全ては考え方次第。

    ・5分でできることは後回ししない。即レス
     一度着手したらやりきる。
     5分以上かかるものは処理の時間をその場で予定に立てる

    ・自分のコントロールできないことは気にしない.
     悩むと考えるは全く別

    ・疲れる前に休憩する 寝るほど、休むほど時間ができる。

    ・ポモドーロテクニック
     25分+5分
     ポモドーロ=トマト

    ・休憩時間にやってはいけないことは"集中"
     ニュースを読む、本を読む、etc

    ・todo list
     悪いtodo:締切と重要度、プライベートと仕事など分類が混在
     →やりやすいものだけをやる。リスト消費が自己目的化
     todo listは脳から忘れたいやるべきことを外部出力するためのツール。

    ・睡眠時間短いマウンティング
     →時間と仕事量を管理できてないアピール
     →睡眠不足は百害あって一利なし。睡眠・栄養・運動は確保すべし
     就寝前行動から計画(テレビ、スマホのような逃避行動はNG、夜は意思力が低下している前提で計画)

    ・マルチタスクは非効率
     干渉しない作業は別。ジョギング+音楽

    ・通知は切る。即レスしない図々しさ

    ・シュワルツネッガー
     ボディビルダー→ハリウッド俳優→州知事
     目標を阻むものは全部(環境、もの、人)を断ち切って達成に向け猪突猛進。

  • 目標達成は「イスとりゲーム」(本書エピソード18より)

    「時間を増やす」というタイトルだが、当然のことながら、1日はだれにとっても24時間である。
    その中で自分にとって有意義な「時間を増やす」ためには時間の優先順位を決めなければならない。
    仕事から帰った後はウィルパワーが消耗しており、だらだらしてしまうため、予めスケジューリングしておく。
    ただし、睡眠は削ってはならない。

    計画には空白の時間を設定し、余裕を持たせておく(計画錯誤 ダニエル・カーネマン)。
    To Doリストの項目の41%は決して終わらない。
    覚えていなければならないことを忘れるための記憶の外部装置としてのみ使う。

    マルチタスクは生産性が低下する(SINGLE TASK 一点集中術参照)。

    自分に関係するものが自分にマイナスの影響を与えていると感じたら躊躇なくその関係を断つ(アーノルド・シュワルツェネッガー)

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著者プロフィール

谷原 誠(たにはら・まこと)
弁護士。1968年、愛知県生まれ。明治大学法学部卒業。91年司法試験に合格。企業法務、事業再生、交通事故、不動産問題などの案件・事件を、鍛え上げた質問力・交渉力・議論力などを武器に解決に導いている。現在、みらい総合法律事務所代表パートナー。ニュース番組等の解説でも活躍する。
著書に『「いい質問」が人を動かす』『気持ちよく「はい」がもらえる会話力』(以上、文響社)、『弁護士が教える気弱なあなたの交渉術』『雑談の戦略』(以上、大和書房)など多数ある。

「2020年 『7タイプ別交渉術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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