やわらかい砂のうえ [Kindle]

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 3
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感想・レビュー・書評

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  • 万智子のまじめな性格が私に似ている部分もあって、わかるな~って思うシーンもあったし、でも何に足してもマイナス思考なのは、もう少しポジティブに生きようよ!?って思ったな。

    早田さんの性格もなかなかひと癖あったな。やっぱり顔がいい男は何かあるんだよ。

    なんだか、ハッピーがずっと続く作品ではなくて、汚い部分があっても、人は誰かと友達だし、家族だし、恋人なんだよなあと思わされた。

  • *表紙に好印象を持つ人は読み進めても面白く感じるかもしれません。淡くて柔らかい小説です。
    *大阪に縁のある人は共感できることが多いかもしれません。関西弁を話さない登場人物も出てきますが、小説全体から感じる大らかさや温かさや冷たさが大阪を思い出します。
    *イライラが止まらない人は今日ではなく明日読むことをおすすめします。主人公を愛しいと思うかうざいと感じるかは読者の心の余裕に左右される気がします。

  • ありのままの自分などいない
    人の気持ちをそっと手のひらにのせる
    それをジャッジしない
    気持ちはジャッジできない
    友達だからといって全部が素晴らしいわけではない
    いろいろ含めて好きなのだ

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著者プロフィール

1977年佐賀県生まれ。大阪府在住。2014年『ビオレタ』で第4回ポプラ社小説新人賞を受賞しデビュー。他の著書に『わたしの良い子』、『大人は泣かないと思っていた』、『正しい愛と理想の息子』、『夜が暗いとはかぎらない』、『架空の犬と嘘をつく猫』などがある。

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