BEASTARS 22 (少年チャンピオン・コミックス) [Kindle]

著者 :
  • 秋田書店
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感想・レビュー・書評

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  • 異種族婚は愛が深くないと成立しないし、
    愛が深過ぎて破綻してるぞ
    闇かな?

    んー。全キャラで一番印象かわったのはジュノとルイの奥さんかな…
    ルイの奥さんいい人そうだよね、あと最後の最後にかわいい一面が。
    ジュノはひたすら恋する女の子かわいい、につきる。でも絡め手つかってたときはそんなじゃなかったけど。
    ウサギの彼女はめんどくさいけど、
    レゴシのめんどくささを考えるとそれでいーかなーとは思う。特にこのカップルに思い入れはないけど…
    おじいちゃんは、奥さんも娘もなくして、孫の嫁くらいは図太くいてくれないと困るよねえ?ウサギの心臓で脈拍数高くなられるとかなり心配だけど。
    そう思うと、
    早くルイ先輩が頑張って会社大きくしてシシ組とレゴシとリズを拾ってくれることを願うばかり。

  • パイセン草食動物のウサギにどうしても惹かれちゃう肉食動物のオオカミである主人公が成長していくお話。
    宗教観や倫理観を織り交ぜた、絵本みたいな世界観が素晴らしい。自分の語彙力ではこれ以上伝えられないので是非男女問わず読んでください。

  • ようやく最終巻まで読破。
    レゴシとハルちゃん。捕食者と被捕食者でどうなるかと思ったがこれからも波乱の中、悩みながら仲良くやってくんだろうなー
    BEASTARSのタイトルの意味が途中で回収されるのも秀逸。
    面白かったー!

  • 肉食獣と草食獣が共存する危うい世界。
    彼らは真に解り合えるのか?

    とうとう完結!
    好み的には、学園編の頃が一番好きだけれど、社会に出てからのお話も良かった。
    最初から最後まで興味深い作品。
    彼らの社会がそのまんま自分たち(人間)の社会の縮図に感じる。
    弱者と強者、マイノリティとマジョリティ、分断と共存、etc.
    作者あとがきにある”自分以外の人間との交流はいつだって異種族交流”って言葉が印象深く、なるほど確かに……! となった。
    4年間、素晴らしい作品をありがとうございました。

    ところでジュノは、男の趣味が色んな意味でレベルが高いんだと思うの。

  • オキシトシンとドーパミンの交互放出!
    一気読み必定。

  • オオカミとウサギが追ったり追われたりする物語が終わった。
    演劇部の照明係りが、ここまでの成長を遂げることになるとは!
    変態オオカミ恐るべし。
    類い希なる素晴らしいメタ作品に出会えて感無量です。
    板垣巴留先生ありがとうございます。お疲れ様でした。

  • 1巻から一気読み。思ってたより数十倍エッッッ。食欲と性欲の境が曖昧。
    少女漫画も敢えて獣でやると、食欲と本能と種族の違いにより倒錯が生まれる。結果、差別問題がより可視化される。
    レゴシもハルちゃんも他の獣も、その種族に生まれたことで、そうやって生きてくるしかなかったサガがありありと描写される。
    途中、ヒロインがまったく出てこなくて裏社会を舞台にしたバトル漫画になったり群像劇だったりだけど共存のテーマはブレない。
    前半の方がストーリーの積み重ねが丁寧で好きかな。後半は兎に角絵が格好良い。
    レゴシは一話一話違う面が見えてくる複雑な子。
    メロンが安易に改心しなかったのが良かった。

  • 終わってしまった。
    作者の才能の凄まじさに、くらくらする。

    持って生まれた才能を、相応しい苗床で育てると、こういう風な作品を生み出せるようになるのか。

  • 動物青春群像劇、終演。
    解決したってより、それでも進んでいく、かな。
    さっぱり終わっちゃった気もするけど、
    これくらいが良いのかな。
    アニメ2期目も相変わらずヨロシ。

  • ついに幕を閉じたBEASTARS。異種族婚の対照的な結果、メロンとレゴシの闘いみたいになっちゃってたけど、そもそも裏市の縄張り争いなわけで、うっかりすっかり忘れかけていた本質に戻したのはルイ先輩だった。誰が悪いとか、純血がいいとか、そんなじゃなくて。ゴーシャみたいに「愛を注ぎ合うことに忙しくて他のことに構っているヒマなどなかった」っていうぐらいに目の前の人を愛して、仲間と笑ったり、喧嘩したり。そんな風に日常送りたいよね。

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著者プロフィール

2016年デビュー。週刊少年チャンピオンで読み切り連作「BEAST COMPLEX」を掲載後、「BEASTARS」連載開始。

「2019年 『BEASTARS 1~10巻BOXセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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