ロンドン謎解き結婚相談所 〈ロンドン謎解き結婚相談所〉シリーズ (創元推理文庫) [Kindle]

  • 東京創元社
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感想・レビュー・書評

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  • エピソードを盛り込みすぎな感じで情報量が多く最初は読みにくかったですが、だんだん楽しくなりました

  • 「オススメ 推理小説」で検索し出てきたから読んだけど、中盤ぐらいまで読んでもあまり次の展開に興味を持てなかった。名前や地名に馴染みがないから、話が頭に入ってこなかったのかも?話が単調な気がして、途中で読むのをやめてしまった…。もしかしたら最後にどんでん返しが待ってるかもしれないし、最後まで読んでないのに悪い評価をつけるのも筆者に対して失礼かなと思うので、また時間があれば気が向けば読んでみようかなと思います。

  • 3.5くらい。続刊の方が面白くなりそうな気がする

  • 彼女達が時には命の危険に晒されながら、たどり着いた真犯人が思いもよらない人物で驚きました。
    真相が解明された後だと、その人物しかあり得ないというのも納得しますが、読んでいる間は盲点になって気づきませんでした。
    今思えば、「この人が、そんなことをするはずがない」という自身の思い込みや決めつけがあったような気がして、読後にそういう気づきがあるのも面白いです。
    また彼女達が抱えている苦悩やそれを乗り越えていく様子が描かれているところに惹かれました。
    この先どんな人生を歩むのか知りたくなって応援したい気持ちになります。

  • 真犯人が見つかってから最後までのまとめが勢いがありつつ目が行き届いていて良かった

  • ずっと気になっていて、ようやく入手した本。
    ネタバレなどを目にしてなかったので、こういうストーリーだったのか、と予想以上に楽しめた。
    事前に想像していたよりずっとアクティブな筋立てで、主役の2人のペアがすごく良い。
    相棒というほどお互いのことは知らないまま、すでにしっかりと絆が出来つつある、その過程もまた楽しい。

    時代背景やアイリスの過去?から、スーザン・マクニールのスパイシリーズを連想したけど、あちらよりコージー寄り。

    アイリスの過去はまだぼんやりとしかわかってないし、これは続編あるな、と思ったら、すでに3作目まで出ているんだね。
    2作目の翻訳がすでに出版されていてありがたい。

  • 1946年、第二次世界大戦の戦火の跡がまだ残るロンドンで二人の女性たちが結婚紹介所を設立した。ケンブリッジ大学卒で戦時中に情報活動をしたアイリスと人の内面を見抜く力を持った夫を戦争で亡くした上流階級出身のグウェン。この二人が運営する結婚紹介所で、若い美女のティリーが殺された。紹介した男性が容疑者としてスコットランド・ヤードに逮捕されたが、二人は彼が犯人だとはとうてい思えなかった。それで二人は真犯人を独自に探す行動に出かけた。読んでいく内に、戦後間もなくのロンドンの様子と行動的なアイリスと上品なグウェンの二人組の活躍に胸が躍る。

  • アイリスとグウェン、正反対の二人の個性のぶつかり合いが楽しく、読み終えるのを待たずに彼女たちの軽妙なやり取りをもっと見ていたいという気分になった。終戦間もないロンドンが舞台で、彼女たちが受けた心の傷も小さなものではないが、結婚相談所というささやかな共同事業を守ろうと殺人事件の調査に乗り出す二人の姿には前向きな力強さが感じられ、勇気づけられる。続編にも期待。

  • 戦後すぐのロンドン。街の風景や暮らしぶりの描写が新鮮で、女性二人の個性も際立って面白かった。ミステリ要素は普通かな。若竹七海の短編にも似たような話があって犯人がすぐ分かってしまった。魅力的?な男性が沢山出てくるので、女性向けの楽しい、軽やかなミステリ。

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