アルプスの少女ハイジ (角川文庫) [Kindle]

著者 : ヨハンナ・シュピリ 松永美穂

• KADOKAWA (2021年1月22日発売)

感想・レビュー・書評

[keigo3813さんの感想 · 2021年9月25日]

心が純粋になれる要素がいっぱいつまった物語。
ハイジは、生まれながらにして綺麗で素直な心の持ち主。計算なく、あんな風に生きていけることは理想。

アルムの美しい風景描写も、ハイジの心の綺麗さを引き立てる。そしてステイホームが続く今、アルムみたいなところに行きたい欲がムクムクと・・・。

著者プロフィール

1827年、スイス・チューリヒ近郊の村で医師の娘として生まれ、地元で語学と音楽を学ぶ。弁護士ベルンハルト・シュピリと結婚後、40代になってから小説の執筆を始める。病弱だった一人息子の転地療養に付き添い、マイエンフェルト近郊のラガーツ温泉に滞在した際『ハイジ』の着想を得て、52歳のとき第１部を発表。これが大ヒットとなり、翌年に第２部を発表。ともに世界的な成功を収める。生涯で約50編の作品を残し、1901年、74歳で死去。

「2021年 『アルプスの少女ハイジ』 で使われていた紹介文から引用しています。」