屋根裏部屋の公爵夫人 2 (B's-LOG COMICS) [Kindle]

著者 :
制作 : もり  アオイ 冬子 
  • KADOKAWA
3.50
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本棚登録 : 69
感想 : 3
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感想・レビュー・書評

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  • 2024.02.LINE漫画

    好きなタイプの漫画だわ。


    amazon 本の紹介
    味方のいない公爵邸の屋根裏部屋で生活を始めた、公爵夫人オパール。
    邸の図書室で見つけた帳簿を見ていて気が付いた不正を確かめるためにオパールは公爵領へと向かう。
    領地管理人の不正を暴いたが、夫であるヒューバートはオパールの言葉を信じることはなく、逆に怒鳴りつける始末……
    とうとうオパールは「ある計画」を実行に移すべく動き出す――!

    負けず嫌いな貴族令嬢の華麗なる反撃開始!!

  • 理路整然と、想像以上の方向性で、ちょっと変わって面白い。自分らしさが出せて、受け入れられていくのは嬉しい。よかった。

  • 1、2巻を読了。う~ん…なんかあんまり、ピンとこなかった…
    いや、ありきたりな展開にいかなかったのはいいんですけどね。ダメ夫の根性叩き直して教育し直すんかこれ、面白いな~て最初思ったけど、これ、結婚相手の旦那様がヒーローじゃないですよね…?恋に落ちるビジョンがまったく見えない…いくらなんでもダメダメすぎて…好感度が0から上がらない…むしろマイナスのまま…
    それに旦那さんにうんざりするのもそうなんだけど、実を言うとヒロインもそんなに好きになれなくて…確かに旦那とか屋敷の使用人とかは自業自得なんだけど、ヒロインの振る舞いにも個人的にはちょっと首を傾げる部分があった。ヒロインも初手を間違えて相手の態度を余計硬質化させたよな、とか…いきなり「愛人なんですか?」とかズバズバ切り込むし、うわ、デリカシーないなこの子…と思ってしまった。結婚した経緯も経緯なんだし、いきなりそんな、土足で踏み込むような真似しなくてもいいじゃん…
    設定的には優しいお嬢様のはずなんだけど、いや優しい、間違いなく優しくはあるんだろうけど、合理性が過ぎて…配慮が足りないと感じてしまった。確かに問題だらけの婚家だけどもね…腹を決めてからは特に、容赦がなさすぎて…
    ダメ夫は確かにダメなんだけど、精神的に成長出来ない、必要な方向性の教育を受けられなかったんだなと思って、同情もしてしまってな…高等教育は受けてるんだから、自分で思考力を養えなかったんだと言ってしまえばそれまでなんだけど。環境の不幸ばかりは本人のせいばっかりにも出来ないからな…生まれ育ちの不遇に限っては本人だけを責められない…
    ヒロイン頭いいはずなんだけどな…もっと上手い切り込み方なかったんかな…最初から目指せ離縁みたいな感じじゃなかったし、もっと亀裂を生まないような、上手い立ち回り方出来なかったんかな…?これもある意味コミュ障なんかな…実家では周りの人間関係良さそうだったんだけど、う~ん…勉強が出来るのと、頭の良さというのはイコールではないということかな。ヒロインへの評価として慎重って言われてるのもいまいち腑に落ちない…慎重…慎重か…?慎重な人間にしては、最初から無遠慮に踏み込みすぎでは…?あんな風に切り込めば、多かれ少なかれ反発食らうことは予想出来るだろうに…
    まあ、繊細で情緒的な考え方する幼稚な公爵と、自分の在り方、生き方を曲げずに突き進む合理的思考のヒロインとでは、決定的に相性が悪すぎたんだろうな。そりゃ頭が良くてズバズバやり合える幼馴染みとの方が馬が合うだろうさな。それでも最初くらいはせめて相手の事情をもう少し把握してから踏み込んだら?と思ったけど、それだと話が意図した展開には転がらないんだろうな。
    そうそうそういえば、やり手で裕福な実家から嫁優位で輿入れして、侍女の一人もついてきていないっていうのも違和感があった。ヒロインが孤立する流れ作る為かと思えて、いまいち納得がいかない。ヒロイン側が立場弱いならともかく…特にそこらへんの説明もなかったし、どうにも不自然に思えてしまう…
    まあなんつーか、強いヒロインは好きだけど、このヒロインは強すぎて、あまり好きにはなれなかった。相手が悪いとはいえあまりにも容赦がなさすぎて…ちょっと引いてしまったんだな…強さの中にも、思いやりやデリカシーは持っててほしいよ…ダメ夫は言わずもがな、ヒロインも好きになれないので、このシリーズはもう読まないと思う。

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