大川隆法 初期重要講演集 ベストセレクション(1) ―幸福の科学とは何か― [Kindle]
- 幸福の科学出版 (2021年1月30日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (252ページ)
感想・レビュー・書評
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2022/05/24
ベストセレクションは7まで出たが、積読状態。やっと読み始めた。初期の隆法先生の書籍や講演は、理論的で情報量が多いが、個人的には好き。
第1章 真理文明の流転
→書籍「真理文明の流転」収録
イエス様の転生を軸にした、かなり大局的な、超古代文明の話。貴重な情報である。イエス様の前世が「クラリオ」様だということはあまり知らなかった。エジプト、アトランティス等のお話。
第2章 幸福の科学とは何か
→書籍『悟りの発見』収録
隆法先生の書籍を読んでいる方には既に知っている内容も多いが、初めての人にはこれだけの分量で過不足なく勉強できる内容である。
第3章 悟りの発見
→書籍『悟りの発見』収録
個人の悟りからユートピアへ。「愛を与える」ということの大切さ。他人の心を(分銅をとるように)軽くするということが出来るようになると「人生の達人」になりつつある証拠。仕事関係、夫婦関係、様々な例を出しながら「与える愛」の本質を明らかにします。
第4章 多次元宇宙の秘密
→書籍『悟りの極致とは何か』収録
「握れば一点 開けば宇宙の大きさ」となる心の秘密について語ります。私はまだ悟りが浅いのか、全部理解出来なかったのでまたいつか読みましょう。自分の心を、講演をしているホールに「飛ばして」そのホールになりきる事も可能というたとえが出てきます。心の本質が自由自在・融通無碍であることを隆法先生は伝えたいのだと思います。
第5章 究極の自己実現
→書籍『信仰と愛』収録
これはヘルメス様のご指導のもと書かれているようです(どこが、というわけではありませんが、ヘルメス様ご指導の場合は口調で何となく分かるようになってきました)。
現在の四正道のうち、「愛」「発展」の属性が強いヘルメス様。ヘルメス様が当時ギリシャでよく語っていた「愛とは何か知りたいというのか・・・」という説法・演説が全部収録されているのはこの講演会でした。
私はこの講演に何となく懐かしさを感じてしまいます。これが一番好きです。
こう見てみると、ベストの名に見合ったとても濃密な内容。私は全部もとの本を持っていますが、現在は入手困難になっている絶版本も多いので、このベストシリーズが出たことは多くの人にとっては意義深いことでしょう。
初期といっていますが、内容は相当高度で、同時に分かりやすい。何度も読み返す価値のある書籍でしょう。詳細をみるコメント0件をすべて表示