ミレニアム6 死すべき女 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫) [Kindle]

  • 早川書房
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感想・レビュー・書評

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  • このミレニアム6
    1級の山岳小説のようである

  • 好きなシリーズだけど、リスベットやミカエル等の登場人物の描き方がややパターン化、単純化されてきてしまったようなもう少し辛味での深みがほしい。事件の謎解きも、カミラとの闘いもいまいちかな。

  • リスベットとその妹カミラとの対決完結編。面白いのだけど、ちょっと展開が散漫で、これまでと比べると冗長さを感じてしまう。続編への期待をあえてもたせるためなのかもしれないが。

  • ミレニアムの完結編である。5よりも読みやすかった。

    〇スーツケースの隠しポケットから、モスクワ入りして二日目に早くも闇市場で手に入れたベレッタの拳銃、通称〝チーター〟を出し、ジャケット内側のホルスターに入れてから、自分の部屋をざっと見渡した。
    〇デニソワ人は長いあいだ、科学の世界でもまったく知られていなかったが、2008年にロシア人の考古学者グループが、シベリアのアルタイ山脈にあるデニソワ洞窟で女性の骨片と歯を発見したことで、解明がすすんだ。

  • ドラゴンタトゥーの女で映画化された原作シリーズの最終話
    もともとの作家は3部作を書き、本になる時にはもう亡くなっているという曰く付きの話。1〜3話までがその作者スティーグ・ラーソン
    3〜この6作目が、それを引き継いだダヴィド・ラーゲルクランツが書いた話
    もともとの話をそのまま膨らませて、違和感全くなく面白く描いています。

    どの話も国を跨ぐスパイなどの大きな話や、社会的な不正を、ジャーナリストのミカエルの嗅覚的な才能と、タトゥーの女(リスベット)が天才的なハッキングをしていろいろと暴く そこにリスベットの過去がからんで…

    今回も、謎はどうなるのか、ラストがどうなるのか、ハラハラドキドキしながら楽しみました!


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著者プロフィール

スウェーデンのジャーナリスト、作家。事件記者として新聞社に勤務後、スウェーデンの冒険家、ヨーラン・クロップにを描いたNFでデビュー。2009年、英国の数学者アラン・チューリングに関する歴史小説を執筆。2011年、国際的なサッカースターのズラタン・イブラヒモビッチとの共著で、『I AM ZLATAN ズラタン・イブラヒモビッチ自伝』を出版、2か月足らずで50万部を突破、スウェーデンで大ベストセラーとなった。『ミレニアム』を執筆したスティーグ・ラーソンが急逝した後、4‐6を書き継いだ。

「2023年 『闇の牢獄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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