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感想・レビュー・書評
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今は響かず!
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恵まれたお嬢様だけれど、甘えることなく、置かれた場所で自分の意志で様々なことを貫き受け止めていて、その時代に、すごいな、と思う。
読んでいて思うこと
今の自分を作っているのは、過去の自分の選択
誰のせいでもなく自分で選んだ人生
避けられない運不運、不条理も不公平もあるのが世の中
自由は孤独 不自由は関わり合い -
2021/7/19
728.21||シ (4階窓下)
現代は「人生100年時代」と言われるけれど、あなたはどんな100歳の自分を想像しますか?
今回は、今年3月、桃の花の咲く季節に107歳でこの世を去った美術家の篠田(しのだ)桃(とう)紅(こう)さんの最後の著作を紹介します。
篠田さんが作り出すのは、墨で描かれた抽象画のような作品です。書道を探究していくなかで、だんだんと文字の決まり事からはずれ、文字を解体して書くなど墨の新しい表現を試み、その作品は世界で評価されました。
100歳を越えても、着物姿で筆を持ち、制作を続けました。
その姿は、めちゃくちゃカッコイイ!そして、その人生観や信念から発せられる言葉にも、心を惹きつけられます。 -
「さばかりのことに死ぬるや。さばかりのことに生くるや。止せ止せ問答」(石川啄木)
「ただ過ぎに過ぐるもの、人の齢」(清少納言)